日本サード・パーティ株式会社(本社:東京都品川区、代表者:森豊、略称:JTP)が取り扱うAldebaran社製ヒューマノイドロボット「NAO」が、平成28年3月25日より三菱東京UFJ銀行の成田空港支店に設置されました。

三菱東京UFJ銀行では、今後増えることが予想される外国人観光客向けに、ロボットが英語や中国語など他言語で業務を行なえるか検証を続けています。同行成田空港支店においては、当日の為替レートのご案内から観光案内まで、成田空港を利用し来日する外国人観光客への様々な問合せにお応えします。今回のNAOはIBM Watson日本語版API1と連携し、より適切な回答の実現を図っています。

JTPは、今回NAOの販売のみならず、今後ロボットビジネスの主流となるコグニティブシステム※2との連携をエンジニアリングサービスとして提供致しました。

JTPは、今後も引き続き、ロボットAIの事業化に邁進してまいります。

 

※1 IBM Watsonは、大容量の情報を学習し、目的を持って推論することで、より人と自然にかかわり合うことが出来るようになるコグニティブ・システム2の一つです。本邦においては、日本アイ・ビー・エム株式会社とソフトバンク株式会社が共同で日本語版APIを提供しています。

※2 コグニティブ・システムとは、人工知能、機械学習、音声・自然言語処理などの研究・技術開発コミュニティーの中で培われてきた知的な情報処理のための技術を使ったシステムです。