このたび、日本サード・パーティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐伯 康雄、以下JTP)は、ベラルーシ共和国非常事態省国営放射線科学研究所傘下のロシア・ベラルーシ情報センターベラルーシ支局(以下:BBRBIC)と、原子力発電所事故対策における相互協力を目的とした協定書を締結しました。
BBRBICは、チェルノブイリ事故後に得た知識や経験を収集し、事故影響克服に関する情報の国内外への伝達や、国民への放射線知識の普及・理解促進、復興のための環境整備を行う組織として非常事態省の傘下に2007年に設立。それらの活動は、ベラルーシ国内の大学などの教育機関、児童芸術センターなどに約50ヶ所に設置された「地域情報センター:LIC」を中心として行われています。
今回の協定書締結によってJTPは、日本国内で情報提供するLICの役割を担うと共に、相互の原子力発電所事故対策に役立つ人材交流などの役割を担い、福島第一原子力発電所事故対策や原子力発電所再稼働における情報・知見支援を行います。
また、これを受けセルゲイ ラフマノフ駐日ベラルーシ共和国大使は本協定書締結に関して、2014年5月12日付で支援・協力と2014年秋に調印に関する記念式典の共同開催を別紙の通り表明しました。
以上
(別紙:日本語訳)
駐日ベラルーシ大使館は、日本サード・パーティ株式会社(JTP)とベラルーシ共和国非常事態省国営放射線科学研究所のチェルノブイリ原子力発電所事故に関するロシア-ベラルーシ情報センターのベラルーシ支局(BBRBIC)との間にて締結する原子力発電所事故対策における協力を目的とした協定書締結に関して、支援することをここに証明します。
JTPとBBRBICは以下の項目に関して、協力するよう努力するものとします。
締結に伴う署名は双方で行うものとして、2014年秋に調印に関する記念式典を予定しています。
駐日ベラルーシ共和国大使
セルゲイ ラフマノフ