日本サード・パーティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 豊)は、アルデバランロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷崎 敦、親会社:Aldebaran)とヒューマノイドロボット「NAO」についての販売代理店契約を締結し、販売を開始いたしました。

Aldebaranは、フランスのヒューマノイドロボットメーカーであり、ボストン、上海、東京に拠点を展開し、世界70カ国で6,000体以上(1,000の研究所、大学、高校)の導入実績があります。また同社は2014年6月5日にソフトバンク社と共同でPepper(ペッパー)の販売を発表しております。(NAOは、Pepperと同じOS、開発環境を持つロボットです。)NAOの概要は下記URLに記載の通りです。https://store.aldebaran.com/default/nao/features.html

契約締結の背景:

ロボットのエンジンはJavaやPythonと呼ばれるプログラミング言語で制御されており、人間の五感にあたるセンサーによって、周囲の情報を取得する構造になっております。加えて無線LANを通じてインターネットからも情報を取得し、それら大量の情報を蓄積、分析、習熟及び出力を行います。更に遠隔地からの操作も可能です。実際に米国では「ドローン」と呼ばれる無人の宅配ロボットが開発され、既に試験運用が始まって注目を浴びており、今後急速に普及が進む可能性がある分野であります。更にNAOは、全世界でのヒューマノイド分野においてもっとも多く普及しており、国際的なロボットコンテスト(ロボカップ)においてもSonyのAIBO(アイボ)に代わり標準機として採用されております。このように今後の需要が見込まれることから、当社は「NAO」の取り扱うことと致しました。

今後の活動予定:

  1. 販売代理店契約に基づき、これまでの学術分野,及び広告宣伝市場等への「NAO」のレンタルと販売。
  2. ロボット分野におけるプログラム開発エンジニアのニーズが拡大することを見込み、「NAO」を活用した教育事業。
  3. 各分野において「NAO」を利活用するための、アプリケーション開発事業。

以上

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