国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(以下AMED)は、平成28年度「ロボット介護機器開発・導入促進事業(基準策定・評価事業)」において使用するコミュニケーションロボット(※)を広く募集し、当社から提案の「MONAMI for 介護」(ヒューマノイドロボット:NAO)を含め19社が採用されました。

事業の目的
・現在、多様な機種のコミュニケーションロボットが開発され介護現場にも導入されているが、導入効果を定量的・実証的に調べた調査は少ないため、こうしたデータを収集・解析するための実証的調査を実施する。

・現時点で入手可能(市販品等)なロボットを1,000台程度(種類としては20~30程度)活用し、収集可能な定量的データを検討した後、20~30施設程度の介護現場の協力とそのニーズに基づいて、実際の現場で実証的にデータの収集、解析を行い、ロボット導入の効果と有用性を明らかにする。

(※)コミュニケーションを目的もしくは手段として用いるロボットを総称してコミュニケーションロボットと呼びます。この場合のコミュニケーションとは、言語的のみならず非言語的なものも含みます。なお、対象とするコミュニケーションロボットはすでに製品化されたものとし、これから開発するものは含みません。

詳細URL:http://www.amed.go.jp/koubo/020120160318_kettei.html

「MONAMI for 介護」について
「MONAMI for 介護」は、当社が取り扱うヒューマノイドロボットNAOと介護用のアプリケーションを組み合わせた製品であり、主な機能は以下の3点です。

・ロボット操作機能
タブレット/PCからラジコンのように簡単にリモートコントロールが可能であり、ロボットを媒介として、声かけや身振りによって、介護者に代わり被介護者と交流します。

・コンポーザー機能
一連動作(ポーズをとる・しゃべる・動く)をファンクションアイコンの組み合わせで簡単に作成ができ、使用場面にあわせた声かけと被介護者の反応に合わせた受け答えや身振りを行います。

・アプリ機能
言葉、身振りを使ったレクリエーション、日常生活行動トレーニング、ダンスや体操など運動、読み聞かせるものがたりなどの、便利なアプリ機能を搭載しております。

当社は、今後もロボットの販売に留まらず、本件のようなロボット・AIを活用したサービスの開発・販売に注力してまいります。

お問い合わせ先
日本サード・パーティ株式会社
マーケティング室
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