ヒューマノイドロボット NAOによる自閉症療育支援ソリューション

近年、自閉症児に対する早期療育の有効性について認知が広まり、児童発達支援・放課後等デイサービスや発達支援施設などで療育のサービスを利用することが一般に定着しました。これら施設では、主に自閉症児のコミュニケーション育成を目的として、遊びや、運動などの様々なメニューが提供されています。
この分野については、学術の世界で、ロボットの利用が長年に渡り研究されてきましたが、クラウドコンピューティングの普及や、ハードウェアの性能向上などから実用化が進み、汎用的なロボットやアプリケーションを使った療育支援の事例が、国内外で多く見られるようになりました。
Ask(Autism Solution for Kids) NAOは、ヒューマノイドロボット NAO上で動作する、自閉症児向けの療育に特化したアプリケーションです。Ask NAOには、ABA(応用行動分析)などのエビデンスに基づき、自閉症児のコミュニケーション育成に必要な機能が実装されており、世界中の療育専門施設で導入されています。
JTPでは、NAO本体およびAsk NAOの導入から、実際の運用まで、自閉症療育におけるヒューマノイドロボットとアプリケーションの活用をサポートします。

ヒューマノイドロボット NAOによる自閉症療育支援ソリューション

なぜ、ヒューマノイドロボットが自閉症療育で利用されるのか?

なぜ、ヒューマノイドロボットが自閉症療育で利用されるのか?

人間は、コミュニケーションにおいて、話す内容よりも、仕草や表情からより多くを読み取ると言われています。そのため、自閉症の子どもたちにとって、人間が相手のコミュニケーションは、表情や存在の複雑さなどから、情報過多となってしまい、自身の処理能力がパンクしてしまいます。その一方で、ロボットが相手だと、動作や表情が限られていて、予測不能な行動を起こさないことから、安心して関わることができ、このロボットとの関わり合いが、コミュニケーションやソーシャル・スキルの育成に効果があると言われています。

療育サービスにおける課題

 

エビデンスに基づくメニューの実現

療育において、エビデンスに基づくアプローチの有効とされる一方で、専門のスタッフや教材などが不足していることから、サービスメニューとして実現が難しい場合があります。

 

スタッフのリソース不足

療育事業所が多く開設される一方で、専門の教育を受けたスタッフの不足や、管理運営業務との兼任などから、実際のサービス提供に必要なリソースが不足していることが多くあります。

 

子どもとの関わり合いの難しさ

自閉症児の典型的な反応に対して、人間は疲れや苛立ちを感じることがあり、一定のニュートラルな対応や判断が難しい場合があります。

Ask NAOソリューション

Ask(Autism Solution for Kids) NAO ソリューションは、ヒューマノイドロボット NAO本体、療育の支援に特化したアプリケーション Ask NAO、そして、NAOの操作とAsk NAOのアプリケーションを実行し子供とのインタラクションを支援する専用のタブレットで構成されています。これにより、NAOと子どもとのインタラクションを中心として、自閉症児のコミュニケーション育成に必要な様々な療育メニューを容易に提供できるようになります。

Ask NAO ソリューションの特長

 

親しみやすいルックスと大きさ

NAOは、高さ約58cmと小さく、その愛くるしいルックスから、子どもたちにって、魅力的な存在になることができます。

 

多様な関わり合いを創出

NAOによる双方向のコミュニケーションを通して、子どもたちと言語的・非言語的な様々な関わり合いを創出することができます。

 

エビデンスに基づく療育サービスの提供

ABAなどのエビデンスに基づいた働きかけが可能なため、科学的なアプローチによる質の高い療育サービスの提供が可能です。

 

教員やセラピストの補助

子どもとのコミュニケーションをNAOが担うことで、教員やセラピストは、療育の進捗や目標達成含め、全体のガイダンスに集中することができます。

 

運用の容易さ

汎用的なロボット、専用のタブレットとアプリケーションにより、ロボットやITの知識が無くても、Ask NAOソリューションを容易に運用することができます。

Ask NAO ソリューションを活用することで達成できる療育目標

Ask NAO ソリューションを活用することで達成できる療育目標
Ask NAO に実装された様々なアプリケーションを使った療育メニューにより、コミュニケーションの育成に必要な療育目標の達成を支援することができます。

  • 身体の部位を覚える
  • 指示に従う
  • 対象物の分類(ラベリング)
  • 概念定義
  • 記憶
  • 時系列理解
  • 感情認識
  • 共同注意
  • 視線合わせ(アイコンタクト)

療育分野におけるNAOを活用した取り組みのご紹介

NAOを活用したセラピスト育成の取り組み支援

JTPでは、様々なITテクノロジーを活用した自閉症療育のセラピスト育成の実証実験において、NAOを活用した育成の取り組みを支援しています。自閉症児の子どもの典型的な反応に対して、セラピストがABAに基づく適切な対応を行うことができたかどうかを、NAO上で動作する専用のアプリケーションと、NAOを通したインタラクティブなコミュニケーションにより、判定・記録します。この取り組みは、療育に対するニーズに対して、ABAによる対応のスキルを習得したセラピストのリソースが不足しているという課題に応えるものです。

NAOを活用したセラピスト育成の取り組み支援

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