「海外の優れた医療機器技術の日本進出」を、市場参入から販売後のサポートまで一括で支援

国内の医療機器市場は、高齢化の進展や医療の質的向上などを背景に拡大しています。日本政府は医療産業を重要な成長分野のひとつに位置づけており、安定的な成長が今後も期待されています。
日本サード・パーティ(JTP)では、創業理念である「海外のハイテク企業の日本市場参入を『専門的技術』を持ってサポートする」、そして「国際ビジネス社会における開かれた市場を形成し日本の国際的地位の向上をはかり『国際貢献』を実現する」ことを、医療機器の分野においても展開しています。

2003年の医療機器のサポート事業への進出以来、約15年にわたって、海外の医療機器メーカーを中心に、機器の導入や導入後の保守点検・修理から、コールセンター、代替機・サプライ品管理などのサービスをワンストップで提供しています。
そして、2016年には、これらサポート業務だけでなく、新規市場参入の際の薬事申請の支援や販路の開拓支援を行う「薬機法対応パッケージ」の提供を発表しました。市場への新規参入から機器のサポートまで、より包括的なサービスを提供します。

今回の特集では、JTPの医療機器サポートの全体像やサービスを利用いただいているお客様のインタビューなどを通して、JTPのサービスの強み、今後の展開についてご紹介します。

薬機法対応パッケージについてはこちら

JTP医療機器サポートの全体像

JTPは、日本国内における医療機器販売に必要な、薬事申請手続きの代行から、販路の選定などの市場への新規参入支援、デモ機の運用管理を通した営業支援、販売後の幅広いサポートを提供しています。販売後のサポートにおいては、導入・設置支援や修理・点検などの技術サービスだけでなく、サプライ品・代替機の管理、24時間365日対応のヘルプデスクまで、医療機器のビジネスに必要なサービスをワンストップで提供しています。

JTPの医療機器サポートの強み

特定のメーカーや機器に依存しない中立的な立場でのサービス提供

特定のメーカーや機器に依存しない中立的な立場でサービスを提供しており、幅広い分野の医療機器のサポート実績があります。

より高度なIT活用をサポート

ソフトウェア・ソリューションの分野でも多くの実績がありハードだけでなく、ソフトウェアのサポートや、より高度なIT活用をサポートします。

3

包括的なサービス

日本での医療機器販売に必要な申請手続きの代行から販路の選定、販売後のサポート業務をワンストップでサービス提供することができます。

4

行政が定める業許可を保有

高度管理医療機器等販売業・貸与業および医療機器修理業の事業許可を有しており、薬機法が定める適切なサービス提供が可能です。

5

英語での業務対応

バイリンガルの技術者が在籍しており、英語で提供される機器やソフトウェアのトレーニング、原文マニュアルでの対応、海外の技術者とのコミュニケーションなど、英語での業務対応が可能です。

ISO13485の品質管理体制のサービス拠点: 東京テクニカルラボセンタ

JTPは、医療機器品質マネジメントシステムの国際標準規格である、ISO13485の基準による東京テクニカルラボセンタを運営しており、医療機器サポート事業のサービス拠点となっています。技術チームの拠点でもあり、各種作業スペースやヘルプデスクが展開されており、各チームが密に連携することで質の高いサービスを提供しています。

東京テクニカルラボセンタの概要

  • 国際標準規格ISO13485の品質管理体制
  • センドバックでの修理・点検作業
  • 機器やサプライ品の在庫管理
  • 24時間365日対応のヘルプデスク
東京テクニカルラボセンタ

 導入事例 1

富士フイルムメディカル株式会社

サポート対象の医療機器: 超音波診断装置
サポート内容: 営業デモ機管理、センドバック修理、保守点検、コールセンター、サプライ品・代替機(ローナー機)の管理

富士フイルムメディカル株式会社が提供するSonoSiteシリーズは、優れた携帯性に合わせて、患者への身体的負担が少ない検査が可能なことから、近年、国内でも普及が進んでいる携帯型の超音波診断装置です。SonoSiteシリーズは、独自技術の画像処理回路により小型化と高精細な画像を実現しており、在宅医療や救急現場をはじめ、幅広い診療科で利用されています。
JTPでは、東京テクニカルラボセンタを拠点として、長年に渡りSonoSiteシリーズに特化したサポートを提供しており、修理・点検などの技術サービス、エンドユーザ向けのヘルプデスクを始め、修理パーツやサプライ品、代替機の在庫管理、そしてデモ機の運用管理を通して営業活動を支援しています。
今回は、営業としてJTPとの体制構築に関わられてきた北川和彦氏、主にロジスティクスでの連携を担当されている中山純子氏にお話を伺いました。

北川 和彦 氏

北川 和彦 氏
富士フィルムメディカル株式会社
内視鏡・超音波事業本部
超音波事業推進部 販売グループ
東京・南関東地区担当
マネージャー

中山 純子 氏

中山 純子 氏
富士フィルムメディカル株式会社
内視鏡・超音波事業本部
超音波事業推進部 企画グループ

北川氏
SonoSiteシリーズは、日本での立ち上げ時は小規模の組織で、メンバーは営業が中心だったため、サービスやバックオフィス業務をアウトソースする必要がありました。小規模のスタートアップの際には、十分な社内リソースもありませんし、投資に対しても非常にシビアですから、専門的な業務のアウトソースは非常に重要です。現在では、長年に渡るサポート実績から、様々なデータが蓄積されているため、継続的にサポートをお願いしています。

中山氏
JTPにはSonoSiteシリーズのサポートに関する様々なデータが蓄積されています。これらデータは、単なる履歴ではなく、社内の業務においても、意思決定の判断材料となります。例えば、修理履歴や故障箇所・部品の管理情報は、在庫となる部品を仕入れる際の適正量を判断する上で非常に重要です。また、JTPには、デモ機の運用管理をお願いしていますが、デモ機の稼働率は営業的に重要な指標になっています。

北川氏
ヘルプデスクには顧客の声が集約されていますが、これらの情報を元に、製品のリニューアルやアップセル・クロルセルなど新しいビジネスチャンスに繋げることができます。そのため、サポート業務は、今や、サービス部門のアウトソースによる効率化だけでなく、営業への貢献という部分でも重要な役割を担うようになっています。今後も、業務を通して蓄積されたデータを、より戦略的に活用したいと考えています。

デモ機や代替機の管理運用

デモ機や代替機の管理運用は、営業や顧客ロイヤリティ向上の観点から非常に重要です。

東京テクニカルラボセンタ

東京テクニカルラボセンタでは、全国で使用されている機器の修理を行っています。

 導入事例 2

VARIAN medical systems

株式会社バリアン メディカル システムズ

サポート対象の医療機器: 放射線治療器
サポート内容: 定期点検のオンサイト テクニカルサポート エンジニア

また、JTPでは、オンサイトサポートに特化した技術サービスも提供しており、株式会社バリアン メディカル システムズの放射線治療器 Clinac iXの定期点検を、JTPのテクニカルサポートエンジニアが行なっています。

株式会社バリアン メディカル システムズの製品を導入されているほとんどのお客様が保守契約を締結されていること、定期点検による機器ごとの個別のサポートがシステムの安定稼働に繋がることから、定期点検業務の作業負荷が高くなっていました。現在、膨大な点検業務におけるタスクの一部を、JTPにアウトソースいただくことで、社内のエンジニアが、修理や機器本体の調整作業など、より専門性の高い業務に集中できるようになりました。

株式会社バリアン メディカル システムズは、ハードウェアだけでなく、ソフトウェア製品の販売も行っており、今後は、ソフトウェアに関する業務においても、協業を視野に入れています。

株式会社バリアン メディカル システムズ 代表取締役 ミッチェル・シロン氏のコメント

当社は、「A World Without Fear of Cancer」というミッションのもと、放射線治療器・ソリューションを通して、革新的でより合理的ながん医療への貢献を目指しています。

我々は、最新のがん治療技術が可能な放射線治療器を医療施設に導入および設置後の点検・修理作業をしております。現在JTP様には、当社の放射線治療器であるClinac-iX医療用リニアックの点検作業を中心にサポートをしていただいておりますが、今後は最先端の放射線治療器であるTrueBeamやVitalBeam、また患者管理システム(Aria)、放射線治療計画装置(Eclipse)などソフトウェアにおいてもサポートいただけないか検討しております。

高精度な装置を用いた治療を安全に患者様にお届けするには、高い技術スキルが必要とされます。このような非常に重要な作業の一部をJTP様にお願いすることにより、我々だけでは手が回らない作業が可能となり、当社製品を通して安定した質の高い治療を患者様にお届けできるのです。JTP様のような信頼できるパートナーと仕事ができることを大変誇りに思います。

Clinac-iXClinac-iX
医療機器承認番号:20400BZG00055000
Copyright ©2007,
Varian Medical Systems, Inc.
All rights reserved.

医療機器サポート 今後の展開

医療機器ビジネスの支援から、「医療IT」活用へ

JTPでは、ライフサイエンス分野におけるこれまでの実績をもとに、よりいっそうお客様のビジネスに貢献できる包括的なサポートを推進してまいります。
2016年6月よりサービス提供を開始した「薬機法対応パッケージ」に関しては、当初想定しておりました海外の医療機器メーカーのみならず、日本国内の優れた技術を持つ医療機器メーカーの事業化の支援も現在急ピッチで進めています。

昨今では、「医療のIT化」が急速に進んでいます。電子カルテや院内ネットワークといった、医療機関での業務効率化・情報の最適化のみならず、AI(人工知能)や、ビッグデータ、IoT(Internet of Things)など、より高度な技術を医療機器分野に活かす動きも活発化してきました。
医療ITにより、診断や治療の場面で、これまで蓄積された膨大な情報がデータべース化され、より適確で高度な医療社会が可能となると言われています。すでに、アメリカでは国家戦略として、ゲノムオミックス情報を活用する「医療ビッグデータ」の利活用が始まっており、治療成功事例も報告されています。

私どもJTPでは、医療機器分野のアウトソーシングサービスとともに、長年にわたり、ITビジネスのサポートを大きな経営の柱としてまいりました。ITと医療の双方に多岐にわたる経験とノウハウをもっており、これまでにも院内ネットワーク導入や、画像サーバ運用などの実績があります。

また全社を挙げて最新技術の修得を常に行っており、近年注目されているクラウドやAI、ロボティクス、ビッグデータといった最新技術分野についても大きな強みを有しております。これらのIT技術と医療機器サポートのノウハウで、今後、さらなる市場拡大が見込まれる医療IT分野を強化し、日本の医療環境の充実を支えていく方針です。

森 豊森 豊
代表取締役社長

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