顧客のもつ品質への厳しい⽬

海外には多くの優れたIT製品がありますが、なかなか日本への導入が難しいのは、翻訳をはじめとするローカライズの問題や、日本市場に合わせたプロモーション活動や営業戦略などいくつもの課題があります。しかし、これはどこの国へ進出する際にもおこる共通の問題です。日本にはまた別の問題があります。
それは、顧客のもつ品質への厳しい目です。
製品がきちんと動作するだけでは済みません。
例えば、製品の入ったダンボールがお客様先に届いたときに、ケーブルを始めとする付属品の入っている位置がダンボールによって異なっていたり、製品本体に指紋や手跡などがついていたり、製品表示のラベルの貼り付けが曲がっていたり …、このようなことで、その製品の品質に疑問を抱くのが日本人です。なぜなら これまで私達が接してきたMade in Japanの製品にこのようなことはありえないことだからです。

Quality of Tokyoとは

このような製品納入時の品質の問題を解決しなければ、日本のユーザには、受け入れられない。
一方で、日本が国として生産性を上げるためには、海外の優れた製品が日本に入ってくることがとても重要であると日本サード・パーティの創業者は考えました。
..そのために私達ができることは…?

との考えから、約30年前に生まれたのが、Quality of Tokyo というサービスです。

製品ベンダーには、製品開発に注力してもらい、最新のテクノロジーや世界のデファクト・スタンダードの製品を日本国内で販売してもらう。そしてその製品を日本の市場に受け入れられやすい形や品質に高めて、エンドユーザに満足いくものが届けられるようにするのが私達の役目であり、「Quality of Tokyo」が提供する価値です。

長年の経験、経験に基づいた知恵、そして職人技

モノづくり大国、技術大国と呼ばれていた日本。経験を重ね、細かなノウハウを作り上げ、その技術を伝承していくというのがその強みでした。現在の日本は、残念ながらコストの高さから多くのモノづくりの技術とノウハウが海外に移転しています。

JTPの提供するQuality of Tokyoは日本のモノづくりならではの考え方を取り入れ、海外で作られた製品を私たちの手を通すことによってMade in Japanと同様の品質と顧客満足に変えていくサービスです。

私たちは全品検査から始めて課題を抽出し、その製品はどこに不具合が起きやすいかの課題を洗い出します。
どのように動線を作れば最も早く無駄なく確実な品質の製品をお客様に届けることができるのか?それこそ製品ラックの1段1段の高さからこだわりを持って、作業メンバーが絶対に間違いをおこすことがない作業指示書やチェックシート、センター内の表示をPDCAを回しながら日々改善して作り上げています。そこには一朝一夕では手にいれることができない長い歳月を経て得た経験、その経験に基づいた知恵、そしてIT業界には珍しいとも言える職人技が息づいてるのです。

Quality of Tokyo

お客様のベネフィット

  • 顧客満足度の向上

    日本国内のお客様が期待するもしくは期待以上の製品をお届けるすることを可能にし、顧客満足を大幅に向上します。また、当社が長年培ってきたノウハウに基づき、製品検査や梱包方法についての改善策を提案し取り入れていくことで、よりよい製品をお客様に届けることが可能です。

  • コスト削減

    人員にまつわる一連の経費(採用活動、賃金、福利厚生、研修費用等)を大幅に削減する上、労務管理や労務問題のリスクを回避すること可能にします。また、作業施設運営に関わる一連の費用や管理コストも大幅に削減できます。

  • ビジネスシーンに応じた活用が可能

    製品出荷や生産に合わせての出来高請求のため、業務変動にあわせて柔軟に調整がご活用いただけます。市場への参入時は、イニシャルコストを最小化し早い立ち上げを、安定期には継続的改善によるコスト削減、製造終了や撤退の際は、現地対応の全てをお引き受けします。

導入事例

事例1: 箱詰めされたIT機器の出荷前検査
出荷前検査のPDCAで品質向上と検査コスト削減を実現

サービスの利用開始時は、全数検査からスタート。検査結果を、JTP独自の管理シート「Qualityカード」として、お客様と共有し、生産工程に品質状況と検査結果をフィードバック。このプロセスを継続することで生産工程の不良率を削減し、検査方法を段階的に抜き取り検査に移行。これにより、出荷時の品質向上と同時に、検査コストの削減をお客様と共に実現。

事例1

事例2: Sler・販売代理店向けのアウトソーシングサービス
検査から出荷までの一連のプロセスのアウトソースによる、コスト削減・リソース最適化

国内外の様々な製品ベンダーのIT機器をエンドユーザ向けに提供しているSler・販売代理店向けに、組み立て、インテグレーション、各種キッティング、出荷前検査などをワンストップで提供。これら業務のアウトソースを引受、お客様の急な案件への対応や、コスト削減、自社リソースの最適化などをサポート。

事例2

事例3: サーバ・ストレージ機器の大規模なインテグレーション
ITインフラ構成管理ツールを活用した自動化によるリソース最適化

データセンターや大規模なITインフラ向けのサーバ・ストレージ機器のセットアップは、対象となるハードの数が多く、手作業によるオペレーションは、品質の低下や納期の長期化 などの原因。
JTPでは自動化ツールを活用し、設定内容をソースコードで管理。
大量の機器に対してインテグレーション作業を一括で実施。これにより、リソースを最適化し、品質の安定化、短納期を実現。

事例3

今後のインテグレーションのビジネスについて

従来の日本品質への取り組みに、新しいテクノロジーを取り入れ、お客様の期待に応えていく

インテグレーションは、JTPが創業以来30年に渡って提供している技術サービスのひとつです。当初から、日本の顧客と海外のメーカの間には、品質に対するギャップがあり、海外の製品を日本の顧客が求める品質で納品できるようするというのが、重要な課題のひとつでした。そして、実際のサービスにおける様々な品質向上や生産性向上への取り組みが、長年に渡る業務経験の中で、方法論として育まれて来ました。

サービスの特長としては、「お客様と連携してPDCAを回す」ことです。各工程での問題点や改善点を、お客様の生産拠点、製造部門などに迅速にフィードバックできる体制を整えることで、様々なノウハウがお互いに蓄積され、継続的な品質改善や生産効率に好循環をもたらすことができます。また、JTPの取り組みが、お客様のビジネスにどれだけ貢献できているか把握することも重要です。

そして、これらサービスを支えるのが、教育体制です。製品やスタッフごとに異なる業務上のルールやプロセスを、分析により、なるべく共通化・標準化し、トレーニングメニューに落とし込みます。社内でトレーナーを育成し、現場での教育効率を向上させています。また、ストレージ製品など高い専門性が要求される分野に対応できる、エンジニアの育成にも取り組んでいます。

ビジネスとしては、ハードウェアの高機能化・集約が進んでいますが、クラウドコンピューティングの普及を受けて、データセンター向けの大規模なインテグレーションのプロジェクトなどが増えつつあると感じています。これら、数百台規模の大規模なインテグレーションについては、ITインフラの構成管理・運用管理ツールなど最新のソフトウェア技術を取り入れ、自動化による生産性向上に取り組んでいます。

今後ですが、メーカーやユーザ企業のエンジニアは、よりビジネスに近いレイヤーでの動きが求めらるようになる中で、インテグレーションに関わる部分は、アウトソースしたいというニーズがさらに高まると思っています。また、コストやスピードや柔軟性に対する要望も、これまで以上に強くなると思います。今までのノウハウに対して、新しいテクノロジーを組み合わせることで、これら要望に応えて行きたいと思っています。

長谷川 慎也

長谷川 慎也
ICTソリューション事業部
ICTプラットフォームソリューション部
グループマネージャ

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