Red Hat Enterprise Linux の環境構築

Red Hat Enterprise Linux の環境構築

2015.08.26

BigDataや仮想化のインフラとして必須技術のLinux 環境を準備してみましょう。今後のいろいろな学習に活用する事ができます。

本掲載では、Red Hat Enterprise Linux コース受講にあたり、Red Hat Enterprise Linux のインストール方法をご紹介致します。コース受講前に、予習や復習の為の環境を構築することでより理解度を深めることができると思います。また、Linux 環境を仮想環境で構築しておくことで、BigData 技術基盤の Hadoop(MapR,Hortonworks)、MongoDB、PostgresQL 等の環境構築に再利用することができ、非常に便利です。この機会に是非学習環境を自分で構築してみましょう。

Red Hat Enterprise Linux のダウンロード

Red Hat Enterprise Linux をダウンロード準備します。Red Hat Enterprise Linux のダウンロードはこちらよりダウンロードすることができます。
※ダウンロードには RHN (RedHatNetwork)の登録が必要です。

  1. ダウンロードページの「今すぐお試しください」のボタンを押します。
  2. ダウンロードページの「CONTINUE」ボタンを押して、30日の評価ライセンスを取得します。
  3. RHN にログインします。(アカウントがない場合は登録しましょう)
  4. ログイン後、「Download」のリンク(下図の一番左)からダウンロードページへと進みます。
  5. ダウンロードページより、RHEL 7.1 Binary DVD (3.62GB) の iso イメージファイルをダウンロードします。(リストの下の方にあります)

仮想環境上にインストールする(VMwarePlayerを使用)

1. VMwarePlayerを起動し、新規仮想マシンの作成を選択して、インストールのための新しい仮想マシンを作成します。

2. 仮想マシン作成のウィザード画面が開いたら、「インストールディスクイメージファイル」を選択して、「参照」ボタンでダウンロードしたRHEL 7.1 Binary DVD (3.62GB) の iso イメージファイル を選択します。
3. 仮想マシンにインストールするゲストOSの種類を選択します。

  • OS:Linux
  • バージョン:Red Hat Enterprise Linux 7 64 ビット

4. 仮想マシンのイメージデータの保存場所と名前を決定します。
5. 完了ボタンを押して、仮想マシンの作成を終了します。必要に応じで、仮想マシンのハードウェアのカスタマイズも可能です。デフォルトではOSの選択により、ディスクやメモリのサイズが指定されています。

最低構成

  • CPU:1個
  • ハードディスク:20 GByte
  • メモリ:2048 MByte
  • ネットワーク:NAT構成(ダイレクトにネットワーク接続をする場合はブリッジ)

6. 仮想マシンの作成が完了したら、仮想マシンを起動してOSのインストールを開始します。

Red Hat Enterprise Linux のインストール

1. 準備した仮想マシンを起動します。OS のインストールメニューが表示されたら「Install Red Hat Enterprise Linux 7.1」を選択してエンターキーを押します。

2. GUI画面が表示されたら、言語環境を設定します。
3. インストールメニューの項目を埋めて完成させます。

  • 日付と時間:日付と時間の調整を行います
  • キーボード:キーボードのタイプを選択します
  • ソフトウエア選択:インストールするソフトウェア構成を選択します。

6種類の基本構成を選択することができます。基本的なGUIベースのサーバマシンにする場合は、「サーバ(GUI使用)」を選択すると良いでしょう。右側のパネルからは追加のソフトウェアを選択することができます。

インストール先:ディスク構成

インストールするディスクの構成を設定することができます。自動レイアウトで問題なければ、インストール先のアイコンを選択後、表示された画面で「完了」のボタンを押せば自動でレイアウトが行われます。

KDUMP

カーネルのクラッシュダンプ時に、システムの情報をキャプチャする。必要なければ設定を OFF にするとメモリを節約できます。

ネットワークとホスト名

イーサネットのアダプタを選択して、「オン」にします。設定ボタンを押してネットワークの設定を行います。

IPv4 のセッティングのタブから、方式を選択します。仮想マシンのネットワークカードが、NATの場合は、自動(DHCP)を利用できます。ブリッジ設定の場合は、手動に切り替えて、有効なIPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバ等を指定してください。

4. 全てのインストール項目の設定が終わったら、「インストール開始」のボタンが有効になり、インストールを開始できます。
5. インストールが開始されたら、root (システム管理者) と 一般ユーザの作成を並行して行います。
root パスワードを選択して root のパスワードを決定します。
ユーザの作成を選択して、一般ユーザを作成します。このユーザは初回のログインユーザになります。
6. インストールが完了したら、システムを再起動してインストール完了です。

ログインして、サブスクリプションの登録とシステムのUpDateを行う

Red Hat Enterprise Linux のインストールが完了したら、ログインをしてサブスクリプションの登録を行います。サブスクリプションの登録を行うことで、ソフトウェアのインストールやシステムの UpDate などのサービスをうけることができます。有償のサブスクリプションであれば、システムを登録してサポートをうけることができます。すぐに必要なければ後で、登録することも可能です。

1. 初期システムの起動時に、初期セットアップのウィザードが表示されます。まずはライセンスを選択して、ライセンスに同意し、次の画面に進みます。
2. サブスクリプションの登録画面が表示されたら、Red Hat Enterprise Linux をダウンロードした時に登録したRHNのアカウント登録を行います。「はい、今すぐ登録します。」を選択して「進む」ボタンを押します。

「Done」を押して次の画面へ進みます。
イメージをダウンロードした時に使用したアカウント情報を入力して「Done」を押します。有償のサブスクリプションをもし持っているのであれば、有効な一覧が表示されます。

インストール時に作成したユーザを選択してログインします。

まとめ

以上で、Red Hat Enterprise Linux のインストールは終了です。いかがでしたでしょうか。
仮想環境を使用していインストールすることで、既存の環境(Windowsマシン)上でRed Hat Enterprise Linux を手に入れることができます。この環境を使用することで、Red Hat トレーニングの事前学習や、ご自宅での復習環境として利用することができます。特に Red Hat の認定試験は、実技試験であることから実際にシステムを使用したトレーニングの復習が必須になってきます。

本掲載では、Red Hat Enterprise Linux のインストール方法のみを紹介しました。弊社の Red hat トレーニングでは、各種トレーニングを取り揃えています。

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