シリコンバレーの車窓から ~VMworldから一足延ばして~

シリコンバレーの車窓から ~VMworldから一足延ばして~

VMworld 2015 に参加するため、サンフランシスコへ出張してきました。 その際、VMworld 以外に、サンフランシスコとサンノゼを結ぶ列車「Caltrain」に揺られ、シリコンバレーにある「Computer History Museum」と「VMware Palo Alto Campus」へ訪問してきたので、そこで経験したことをお話させて頂ければと思います。

ゴールデンゲートブリッジ

Caltrain に揺られてシリコンバレーへ

シリコンバレーへと向かうための列車「Caltrain」に乗るためにはまず、切符の買い方と列車の種類を確認しなければなりません。

切符は Zone 1 から Zone 6 までの区間で異なり、今回の目的地は Zone 3 となるのでZone 3 までの区間を買います。
ちなみに1Day Pass も区間で運賃が異なりますが各区間の往復運賃と同じであったため、今回はこちらを購入しました。

ただ、切符を確認されたのはサンフランシスコからの乗車時のみで特に日本のように改札はないにも関わらず、帰りや他の駅では確認されませんでした。

続いて列車の種類ですが、3種類あります。
「Limited-stop」
「Baby Bullet」
「各駅停車」
です。

「Limited-stop」はそのまま特定の駅のみ止まるもので「Baby Bullet」の由来はわかりませんが、日本で言う特急でしょうか。サンノゼまで1時間ほどで行けてしまう列車となります。
ただし、「Limited-stop」と「Baby Bullet」は時間帯によって停車駅が変わるというトラップがあるので訪問予定の方は時刻表を要確認です。

Caltrain

さて、まずは開催地のダウンダウンからは小一時間ほど、「Mountain View」にあるコンピュータの博物館「Computer History Museum」へ向かいました。

「Mountain View」駅では”博物館への無料シャトルがある”といった情報はありましたが、具体的な乗車位置に関する情報はなく、近くにいた学生に聞いてみたところ、乗るバスを教えてくれただけでなく、降りる場所を運転手に伝えてくれたため、無事到着しました。

スティーブ・ジョブズを偲ぶ、Computer History Museum

Mountain View 駅

まずは開催地のダウンダウンからは小一時間ほど、「Mountain View」にあるコンピュータの博物館「Computer History Museum」へ向かいました。

Computer History Museum

私自身が初めて目にしたコンピュータは「98MULTi CanBe」で、Qハチ君なるハチのキャラクターが印象的であったと記憶していましたが、まず目にしたのは手動の「Keypunch」その名の通り穴を開ける機械でした。

Keypunch

パンチマシーンの次に見えてきたのは計算機で「機」とは言っても、前半は目の細かい定規が並び、てっきり角ばった四角いパソコンがずらりと並んでいるものと想像していたため、これには少々驚きました。

しかしながらそこは博物館、データセンターにあるラックマウントのサーバ機を思わせる初代のコンピュータがずらりと並ぶと、スティーブ・ジョブズが影響を受けたという「Alto」、ジョブズの娘の名前が付いた「LISA」「Apple」「Macintosh」が並んでいました。

中にはアイロン台のような形をした「Kitchen Computer」といった赤と白の長細いコンピュータがあり、当時の広告からキッチンに立つ、奥様用かと想像は出来ましたが、正直売れたとは思えないものもありました。
飛び立つ前にスティーブ・ジョブズの伝記を読んだためか Apple に関わるものばかりを目で追ってました。

Macintosh/LISA

Apple Ⅱ

Apple Ⅰ

Kitchen Computer

その他にも記憶に新しい「NINTENDO64」や初代のグレーで画面の小さな「ゲームボーイ」といったゲーム機、日本でブームとなった「AIBO」や「ファービー」といったロボット機が並んでおり、とても懐かしく、楽しいものとなりました。

ゲームボーイ/NINTENDO64

VMware Palo Alto Campus を歩いてみた

列車の旅2日目は VMware 本社の社屋に訪問しました。

「 Palo Alto 」駅にある社屋はアメリカの大学を思わせる広さであり、そのためかは分かりませんがここは本社とは呼ばずに Campus と呼ぶようです。敷地の周りは自然に囲まれており、お向かいの SAP の裏手には牧草地が広がり、馬が草を食(は)んでいるという、シリコンバレーのイメージを覆される光景でした。

大きな三角形をしたキャンパス内には、まるで海辺のカフェのような白と青を基調とし、さらにキャンパスを見下ろすことが出来るテラスの付いた食堂、憩いの亀が泳ぐ池に24時間営業のジム、Genius Bar のような、専門スタッフのいる社員専用のサポートデスクといった充実した設備が並びます。

毎週金曜日には会社主催でのカフェでビアバーストが行われ、ハロウィンなどのイベントでは有名アーティストを会社に招きライブを行うなど、社員が集う場を社員ではなく会社が主体となり、提供するといったことだけではなく、そういったイベントに社員の多くが出席するということもプライベートを重視するアメリカでは珍しいようです。

一方でオフィスエリアはシンプルであり、ひとりひとりのスペースは区切られ、日本のオフィスと比べると広いものでありましたが、ミーティングスペースはホワイトボードに椅子とテーブルといったように豪華な設備等はなく、あちこちに椅子とテーブルが置かれており、どこでも仕事が出来るようにと働く社員がより働きやすい環境を作ろうとする企業努力が目に見える素敵なキャンパスでした。
サンフランシスコ、シリコンバレー訪問については以上となります。
​今後、サンフランシスコおよびシリコンバレーに行かれる予定の方がおられた際に参考として頂けると幸いです。

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