AWS re_Invent 2015 初参戦記!

AWS re_Invent 2015 初参戦記!

初ラスベガスで初大型カンファレンス参加をしてきました。今回はHISとADSJの合同企画であるre:Inventジャパンツアーから参加したので、そちらも併せて紹介します。

re:Inventジャパンツアー

冒頭で紹介させていただきました通り、今回『re:Inventジャパンツアー』という re:Invent への参加と参加者同士の交流を目的としたツアーにて参加しました。参加者はADSJを含めて約500名ということで、多数の方がこのツアーで参加されており、初心者な私でも安心してイベントに参加できる点は大変ありがたかったです。

ツアーの概要としては、通常の団体旅行としての日本と開催地ラスベガスへの移動や現地宿泊ホテルの手配、またオプションとして現地での観光なども準備してくれています。ただ、このツアーの最も良いところは、ツアー参加者向けの懇親会や、re:Inventで発表された新しいサービスやKeynoteのおさらい、APACセッションという翻訳付きセッションの開催など、ツアー参加者同士が交流しやすい場の提供やre:Inventへより深く参加できるようなサポートをしてもらえるところです。

また、twitterやFacebookを使った交流もでき、現地での新着情報などをこまめに配信してもらえることも非常に参考になりました。

アマゾン ウェブ サービス twitter : https://twitter.com/awscloud_jp (@awscloud_jp)

来年度以降も引き続きこのツアーは開催されるとのことですので、次回以降参加をご検討されている方は、このジャパンツアーでの参加を強くお勧めします。

開催地 ラスベガス

私は関空からの出発でしたので、約10時間のフライトでロサンゼルス国際空港に到着、その後飛行機を乗り継ぎ、約1時間半でラスベガスへ到着しました。ラスベガスといえばカジノが有名ですが、その名の通り空港内にスロットマシンが置いてあるような徹底ぶりで、早速ラスベガスに来たんだなと実感させてくれます。

まずラスベガス初心者の私が意外に感じたのが、カジノがとても一般的な雰囲気であることです。ラスベガス通り(ストリップ)には巨大なホテルが立ち並び、ホテルの1Fには大きなカジノスペースがあります。開放的な場所が多く、日本のスロットのお店と大して雰囲気が変わらず気軽に24時間いつでも遊ぶことができます。

また、観光スポットとしては、きれいな夜景が堪能できるストラトスフィアタワーの108Fの展望台や(ここの更に上層階で絶叫マシンに乗ることもできます)や南北のアウトレットなどがあります。個人的にはベラージオホテル前の噴水ショーも一見の価値があると思います。ただ、ホテルの1つ1つが非常に巨大なため、近くにあるように感じる建物でもなかなかたどり着けません。移動にはバスやタクシーが便利だと思います。

このような、人が多く、きれいな夜景やカジノを楽しめるラスベガスですが、ストリップの脇道や裏通りは治安が良く無いようで、絶対に入ってはダメだと注意をうけたことも印象的です。

re:Invent概要

さて、本題の re:Invent ですが、ストリップの通りにあるベネチアンというホテルで例年開催されているようです。このホテルも例外なく1Fには大きなカジノスペースがあり、イベント会場にはカジノスペースを横切って行くことになります。

4回目となる今回は世界各地から約1万9千人が参加されたそうですが、第1回目は6千人程度だったということから、初回の3倍以上の参加者になったようです。毎年30~40%の勢いで増加しているということから、AWSクラウドの注目度が非常に高くなっていることがうかがえます。(私もその中の1人ということですね)


re:Inventの構成としては、グローバルパートナーサミットがKeynote DAY1の前日に開催され、パートナーの情報交換やプレミアパートナーの発表が行われました。また、この日から企業ブースも開幕し、所狭しと多くの企業が出展しており、初日はレセプションパーティとして飲み物や軽食・お菓子もだされ、ビールやジュースを片手にブースを回っている方も多く見受けられました。この日はジャパンツアーでの懇親会も開かれ、お酒を飲みながら、名刺交換などツアー参加者同士の交流を深める催しも行われました。

「Keynote DAY1」が開催される日から本格的にこのラーニングカンファレンスが開幕するわけですが、この日から様々なブレイクアウトセッションが開催され、AWS各サービスのDeep learningや事例紹介が行われます。セッションは各カテゴリごとに初心者レベルから上級者レベルまであり、自分の興味のあるセッションに自由に参加することができます。


この日は「Pub Crawl」というベネチアン内のお店の一角を借り切った交流イベントも開催され、re:Invent内でも参加者交流の場が設けられていました。なお、私は参加しなかったのですが、Amazon社で名物となっているらしい「tatonka challenge」なるイベントも開催されておりました。(辛い味付けをしたチキンの大食い競争らしいです)


翌日は「Keynote DAY2」及び引き続き多数のブレイクアウトセッション、企業ブースが実施され、新しいサービスの紹介やデモも行われました。

中でも、私が注目したのがAWS IoTLambdaサービスです。センサーからの情報をイベントドリブンなLumbdaと組み合わせ、サーバレスな処理を可能とするシステムは、オンプレミス環境ではマネのできないクラウド環境ならではのシステムだと感じました。

そして、この日夜には「re:Play」と呼ばれるre:Invent最大のパーティイベントが催され、多数の参加者でにぎわっておりました。Amazon.comのドローンを使用した遊びや、壁を大型スクリーン代わりにしたゲームなどが行われておりました。

そして、DAY3となる最終日は午前中でブレイクアウトセッションも終了し、re:Inventもお開きとなりますが、ジャパンツアー参加者は最終セッションとしてADSJから今回のイベントのおさらいや次回以降の予定などを聞くことができました。(ちなみに、このおさらいセッションはDAY1、DAY2の最後にも実施され、発表された新サービスの概要等を聞くことができます。)

大まかなre:Inventの概要を紹介させていただきましたが、他にもセルフペースラボや認定試験を受験できるスペースもあり、時間を無駄にせず有意義なイベント体験を得ることができます。

re:InventでのKeynoteやブレイクアウトセッションの詳細はプレミアムパートナーであるクラスメソッド社やクラウドパック社などから日本語で報告されていますので、そちらをご参照いただくのが良いかと思います。また、私の同僚もこちらでre:Inventについてコラムを書いていますので、併せてご参照いただければ幸いです。

re:Inventで感じたAWSの方向性とクラウドの進化

最後にAWSを触りだして1年程度の新参者として、今回のイベントで感じたことを書かせてもらおうと思います。

私個人は永らくオンプレ環境のインフラやOS部分をメインに担当してきましたので、2,3年前までクラウドの有効性というものがいまいち理解できておりませんでした。ただ、昨年より担当業務がシステム運用に変わり、特定の基盤システムから複数ベンダーの基盤システムを見るようになってから、オンプレミスでは不都合なことを多く感じるようになってきました。例えば、多数のサーバ(ほとんどは仮想サーバですが)が稼働する基盤システムでは、H/W障害などが発生すると、業務影響が極力発生しないように作業調整等の多くの工数が必要であり、またキャパシティ不足が発生すると拡張するために多くの時間が必要となります。

そんな折にAWSを使用しているお客様の運用をサポートするお話があり、個人的にも若干興味があったため、AWSについて色々と勉強してみると、やはり同じ思いをいだいている人が多いということがわかり、AWSのフルマネージドサービスや伸縮自在性を調べる内に、クラウドならではのサービスの有効性が少しずつですが理解できるようになってきました。ただ、クラウド環境に一からシステムを構築することはそれほど苦ではない(むしろ簡単)ですが、既存の環境をクラウド環境へ移行することは非常に困難ではないかと感じていました。

そんな中での今回のre:Invent参加だったのですが、やはりAWSもそのことを強くアピールしておりました。今回Keynoteで紹介された7つの「Freedom」、また「DevOps」というキーワードは、これからクラウドを使っていこうという方にはとてもしっくりくるものだと感じましたし、AWSが単なるインフラの代替ではないことを強く感じました。AWSが提供する様々なサービスの組み合わせで、サーバレスな自動化システムを構築することも可能であり、オンプレミスからの移行をサポートするサービスも続々と発表され、また様々な分野で活用できることから、夢の広がるサービスだと実感できました。まずは自社内でAWSを拡散し、今後の業務展開にもAWSの有効性を発揮できるように進めていこうと考えております。

次回の re:Invent は2016 年 11 月 28 日~12 月 2 日 @ネバダ州ラスベガス、ザ・ベネチアン で開催です。このコラムをご覧いただいた方で、AWSを触ったことが無い方やre:Inventに参加されたことが無い方も、少しでも興味のある方はre:Inventへの参加をお勧めします。AWSがどれだけ注目されているか、またクラウドでどのような革新がおきているかということを肌で感じることができますし、何より非常に楽しいイベントですので新しい価値観が得られると思います。

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