日本とこ~んなに違う?海外トレーニング事情

日本とこ~んなに違う?海外トレーニング事情

2015.12.09

日本と海外ではトレーニングの様子がかなり違っているようです。私が実際に海外でコースを受講してきた経験をお話しします。

海外トレーニング事情

私の他にも海外出張レポートはいくつかありましたが、海外、あるいは日本に出張で来た外国人講師のトレーニングを受講して、国内で立ち上げ展開することを今までよく行いました。恐らく今後もたくさん行うと思います。

海外または外国人によるトレーニングスタイルは日本人のそれとはかなり異なります。自分にとっていつも新鮮で、現在の自分のトレーニングスタイルにも影響している気がします。今回は私が今まで受講した海外または外国人によるトレーニングがどんなものだったかを振り返ってみます。

まず、今まで受講した海外コースは次の通りです。

●Javaテクノロジ
– アメリカ コロラド州デンバー

●無線ネットワーク通信
– フィンランド タンペレ
– ドイツ デュッセルドルフ
– タイ バンコク

などなど

講師のスタイルと受講者の質問

外国人といっても一概には言えないですが、日本人と比べると結構自由な感じです。「緩め」というか、最終的に受講生が内容を理解すればなんでも良い という感じがします。

私の新人時代には、アイコンタクト、話し方、姿勢、板書の文字、ペンの色・・など基本的なことをいろいろと叩き込まれました。ところが海外で初めてトレーニングを受講した時、すべては覆されました。

文字は結構乱雑「文字を書くときは使うな」と言われていた赤や緑のペンも使いまくり。「その辺のことはあまり気にすることではないのだな」と悟りました。極論すれば話が面白くて受講者が自ら理解する方向に向かいさえすればOK。その後の自分のインストラクションスタイルにも影響しています。

とは言っても実際にはいろんな方がいらっしゃるのも事実。声が小さくて滑舌が悪い人もいれば、はっきりと分かりやすい言葉で説明する人もいます。これは日本でも一緒ですね。ただ、「効果的なインストラクション」という講座もあるのでこの辺の手法は確立しているのですが、日本と違ってやり方についてはあまりうるさく言われないようですね。

受講生も様子がかなり違います。日本では大人しく講義を聴く人が多く、質問も「よろしいでしょうか?」と後から訊いてくる人が多いですが海外ではそんなことは一切ありません。最初から質問しまくりです。その質問に他の人が答え、教室内はたちまちディスカッションの場と化します。なんでも、海外ではトレーニングは受講者同士の情報交換の場という認識が強いとのことです。

そんなとき講師は受講生のディスカッションを静かに眺め、終わりそうなら「OK?」と次のページに進みます。こんな感じですからトレーナーは毎回授業の進め方が異なるに違いありません。ある意味、海外のトレーナーはコースのマネージメントについては日本よりもずっと難しいかも知れませんね。

え?金曜日ってもう終わりなの?

アメリカのトレーニングセンターは遠隔から出張で来ている受講生が大半で、最終日は皆ホームタウンに帰ります。そのため最終日は終了時間を早めに設定するケースがよくあります。←というのは、数年前までの認識でした。どうやら微妙に違うみたいです。

私のBigDataの師匠でもあるオーストラリア人の講師と、その件について話す機会がありました。彼曰く

「オーストラリア人にとって週末は金曜日に始まっているんだ。だから、金曜日はさっさと午前中くらいに仕事を切り上げて週末を楽しむんだ。トレーニングも早めに切り上げないとお客さんに怒られちゃうよ!」

…脳天をハンマーで叩かれた衝撃!
日本でこれやったらたちまちクレームですね。もちろん国によって、アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパなどで微妙に考え方が違うかも知れませんけどこういう考え方もあるのですね。

さすがに金曜日午前中にトレーニングを終わらすことはできませんが、ただタイトで厳しいだけではなく、受講者が楽しめるエンターテイメント性があって、しかも内容の濃いトレーニング(一言で言えばお金を払うに値する)を実施できるようにこれからも心がけます。

楽しいお食事タイム

私が受講した海外のトレーニングがインターナルのエンジニアやトレーナー向けだったからかも知れませんが、受講生がみなフレンドリーで気軽に話すことができました。トレーニング開始時に一人ずつ自己紹介をしてそこでも打ち解けることができました。

先にもお話しした通り、海外では受講生は質問をよくします。トレーニング前の自己紹介タイムはお互いを知るという意味で大切なのですね。私が日本で実施する開発系のトレーニングは一人一人が黙々とプログラミングする演習がメインなので、自己紹介を割愛して受講生の言語経験などの有無を訊くくらいにとどめることもあります。本当は自己紹介したほうが良いのですけどね。

さて、インターナルということもありますがランチタイムは他の受講生と一緒にカフェテリアで毎日とりました。日本人はビジネス上特に初対面ではかしこまって一緒に食事をしても真面目なビジネスの話が多いですが、こちらは割と初対面でも皆フランクいろいろな話題で盛り上がりました。

夕食も何回か一緒にとりました。ヨーロッパやアジアの各国から受講生が集まっていたので観光気分で楽しみました。フィンランドではディスコに行きました。ドイツではトレーニング中に講師からの提案で

講師「今日は皆でディナーしましょう。いちばん遠くから(アジアでは筆者だけ)来ているDaigoro どこ行きたい?」

私「じゃ、なんかドイツって感じなところ」

と皆で行ったのが楽しかったです。皆話好きなのですが、そういうときに一番しゃべるのがやっぱりネイティブで英語を話すアメリカ人、イギリス人とかオーストラリア人です。ネイティブの話すスピードに時々ついていけなくなりながらいろいろな話をしました。

昔勉強した技術が今・・

そんな感じの海外でのコース受講でしたが、今まで学んできたテクノロジはすべて繫がって現在のクラウドやビッグデータを取り巻く世界を形成しているように思います。

当時の無線ネットワーク通信で予言していた通り、携帯電話がPCに代わる新たなデバイスとなり、1日の生活の中で、朝の目覚まし、ニュースの閲覧、音楽や映画鑑賞、買い物、業務やプライベートでのコミュニケーションなどに欠かせないツールとなりました。

世の中の仕掛けを作っているという使命感を感じますね。今後も様々な分野のテクノロジの勉強を積極的に行っていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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