検証機がなくても大丈夫! ~ VMware Hands On Labs のすすめ ~

検証機がなくても大丈夫! ~ VMware Hands On Labs のすすめ ~

2016.01.06

これからVMwareの技術を学び始めるエンジニアの方や、新しいプロダクトを学習しさらに知見を広げたい方の多くは、実際に実機にふれ学習したいところですが、実機が無く用意する事も難しいという方が多いかと思います。そこで今回は、VMwareが提供している、ブラウザベースのどこからでも手軽にアクセスできる検証環境 VMware Hands On Labs についてご紹介したいと思います。

はじめに

今回ご紹介する VMware Hands On Labs(以降HOL) はVMwareが提供している、クラウドベースで利用できるVMwareプロダクトのLab環境です。
既に一般的なサーバの仮想化を行うvSphereのみならず、ストレージの仮想化を行うvSANやネットワークの仮想化を行うNSX、他にも、HorizonやAirWatchなど様々な最新プロダクトを実際に体感する事のできる環境を提供しています。VMworld や vForum等のHands On 環境としても利用されていて、それが無料で利用できるということで、多くのエンジニアに利用されています。

VMware Hands On Labs へのアクセス ~ Lab利用

まずは以下のURLにアクセスしましょう!

http://labs.hol.vmware.com

 

まずHOLを利用するにあたり、ユーザ登録をする必要があります。
詳しくは、以下リンク先の手順書をご覧ください。

http://blogs.vmware.com/jp-cim/files/2013/12/How-to_EndUser_20131111.pdf

さて、ユーザ登録が済んだ後は、利用するLabを選択するのですが、冒頭でご紹介したように、HOLでは様々なプロダクトごと、用途ごとのLab環境が用意されています。 ですから、まずは、学習や検証したいプロダクトや用途からLabを選択しましょう。

利用するLabを決めた後は【登録】を選択し、Labを開始します。
(今回は、vSphereの学習にオススメの【HOL-SDC-1610 Virtualization 101: vSphere with Operations Management 6】を選択しています。検索バーで「1610」と検索するとでてきます。)

基本的に、HOL内のLabは英語環境になっていて、手順書も英語で記述されています。
しかし、画面赤枠内にあるように、「ja」と記載されているLabに関しては、手順書が日本語対応しているので安心ですね。

【詳細情報】のリンクを選択すると、Lab内での検証内容や時間配分まで、事前に確認する事ができます。画面右下の【登録】ボタンを選択すると次の画面に移動します。

Labの名称と共に、残り時間 が表示されていますが、
HOLで提供しているLabは永続的にしようできるものではなく、制限時間が設けられています。(Labごとに制限時間は異なります)制限時間内であれば、途中でLabを中断し、途中からLabを開始する事も可能です。また、Labは繰り返し利用する事ができます。
【このラボを開始】を選択すると、クラウド上でLabが準備されます。

グローバルで使用されているLabなので、Labの種類や時間帯によっては少し待つ可能性もあります。

しばらく待つと、Labが用意されます。
画像赤枠がLab画面です。マウスカーソルを画面上でクリックするとLab内の操作が可能になります。
画像青枠は手順書です。基本的には、この手順書どおりに進めれば迷うことなく一通り機能を試すことが可能です。慣れない方は手順書を参考に進めましょう。また、ただの手順書というわけではなく、技術的な解説も書かれているので学習するのにも役立つかと思います。

また、作業スペース(Lab画面)が小さいということであれば、Lab内デスクトップの解像度を上げることでLab画面自体を大きくする事ができます。
その際、手順書のスペースが小さくなり見づらいということであれば、手順書欄の【その他のオプション】を選択し、【画面の分割を選択】して頂ければ、別のタブや、スマートフォンやタブレット端末で手順書のみを表示する事ができます。

オススメLab

ここでは、これからVMwareのプロダクトの学習をする方むけのオススメLab、または注目プロダクトのLabを簡単にご紹介します。
※モジュールごとに記載されている時間は、制限時間ではなく、参考時間です。

HOL-SDC-1610 Virtualization 101: vSphere with Operations Management 6 (日本語対応)

これからvSphereを学習する方にオススメのLabです。
「仮想化とは」などの解説スライドから、仮想マシンの作成からクラスタ構成、各種vSphere機能を体感する事ができるので、入門としてオススメ。

モジュール 1: vSphere with Operations Management (vSOM) の概要 (60 分)
モジュール 2: 仮想インフラストラクチャの構築と管理 (90 分)
モジュール 3: コンテンツの都合により削除となっています。
モジュール 4: インフラストラクチャ キャパシティの管理、最適化、および計画 (60 分)
モジュール 5: ビジネスの優先度を維持するための、ワークロードパフォーマンス最適化 (60 分)
モジュール 6: ビジネスの継続性と可用性の確保 (60 分)
モジュール 7: セキュリティとコンプライアンスの簡素化 (60 分)
モジュール 8: PowerCLI の初歩から高度な機能まで (60 分)

HOL-SDC-1608 Virtual SAN 6 from A to Z (日本語対応)

これからvSANを学習する方にオススメのLabです。
vSANの機能を一通り触っていただけるLab構成になっています。

モジュール 1: Virtual SAN 6.0 のセットアップと有効化 (30 分)
モジュール 2: Virtual SAN 6.0 と vMotion、Storage vMotion、vSphere HA の相互運用性 (60 分)
モジュール 3: Virtual SAN 6.0 のストレージ レベルの俊敏性 (60 分)
モジュール 4: 便利な CLI コマンド (30 分)
モジュール 5: Virtual SAN 6.0 の監視 (30 分)
モジュール 6: Virtual SAN 6.0 のトラブルシューティング (60 分)
モジュール 7: 追加のファイル サービスによる Virtual SAN の拡張 (60 分)
モジュール 8: Virtual SAN の問題の特定および解決 (30 分)

HOL-SDC-1603 VMware NSX Introduction (日本語対応)

これからNSXを学習する方にオススメのLabです。
前者2つのLabに比べると少しレベルが高くなっていますが、NSXの機能を一通り触っていただけるLab構成になっています。

モジュール 1: 論理スイッチ (30 分)
モジュール 2: 論理ルーティング (60 分)
モジュール 3: 分散ファイアウォール (60 分)
モジュール 4: Edge サービス ゲートウェイ (30 分)
モジュール 5: サービスの適用とセキュリティ ポリシー (30 分)
モジュール 6: 監視と可視性 (45 分)

他にも、English Onlyではありますが、多くのLabが存在します。
特に、エコパートナー連携のLabも多数あり、連携ソリューションも体感して頂けます。
是非、色々なLabを試してみてください!

おまけ:手順書のドキュメントサイト紹介

今回ご紹介した、HOL内Labの手順書をHTMLやPDF形式でダウンロードする事のできるサイトのご紹介です。以下リンク先をご参照ください。

http://docs.hol.vmware.com/

手順書を印刷して作業したいとか、これからVMwareプロダクトを学習する方にとっては、参考書がわりにもなり、様々な場面で有用だと思います。 サイト自身は英語のサイトになりますが、HTMLやPDFを選択後、URLを少しいじると、日本語化も可能ですよ!

例:
英語版 : http://docs.hol.pub/HOL-2016/hol-sdc-1610_pdf_en.pdf
日本語版: http://docs.hol.pub/HOL-2016/hol-sdc-1610_pdf_ja.pdf

是非お試しください!

記事は、予告なく変更または削除される場合があります。
記載された情報は、執筆・公開された時点のものであり、予告なく変更されている場合があります。
また、社名、製品名、サービス名などは、各社の商標または登録商標の場合があります。