文系だって IT が好き!

文系だって IT が好き!

2016.02.10

最近リクルート関連で、文系出身でIT業界に挑戦している方と話す機会が多くなりました。明確な目的をもって挑戦する方もいる一方、なんとなく面接を受けに来ている人も多いなと感じています。 今回は「なんとなく」ITで就活している文系出身者に対して、文系出身者がITの魅力を語ります。

ある面談でのやりとり

Q) なぜIT業界に挑戦しようと思いましたか。
A) 今や生活の一部となっているITを活用して社会に貢献したいと考えています!

Q2) どのような IT に興味を持っているのでしょうか。
A2) び、ビッククラウド?の分析とか…こんな私でも大丈夫でしょうか。

著者は大学で国際関係学部に在籍し、当時のITリテラシーが

  • ネット検索
  • Word 資料作成

のみ。
入社前のIT基礎研修で発狂した超文系の私ですが、以前より文系出身者で、IT業界で就活している学生と面談/面接を行うことがあります。

もちろん中には、明確な目的/目標をもってIT業界に挑戦する方もいます。
一方で、AppleやGoogle からITという言葉になんとなく興味を持ったり、業界を広げた際にIT業界をみたりと、正体がわからずに就活している学生さんも多い印象です。

確かに「IT」はあらゆる分野に深く関連し、パソコン、携帯電話、医療、インターネット、生活インフラ等、今やなくてはならない存在です。しかし、ここまで身近になっているにも関わらず、見えない部分も多くあるために、実態がつかめずに迷子になってしまった学生も多くみられます。

よくわからないまま面接を受けるなんて、実にもったいない!と毎回感じます。 せっかくIT業界に挑戦すると決めたなら、ITの面白さを是非知って帰ってほしい。 そんな思いで、学生に対して話す内容を最近のITトレンドを混ぜながら少し紹介します。

なお、私自身、IT企業に在籍しているとはいえ、新規業務立ち上げ、マネジメント、翻訳、登壇業務と、実機をバリバリ触るエンジニア系のキャリアを進んでいるわけではありません。あくまでも文系出身x IT企業在籍者の話として聞いてください。

何ゆえにITだったのか

高校は文系コース、大学は国際関係学部に在籍し、ITとは無縁の分野から今の会社に挑戦しました。入社直前のスキルレベルとしてはゼロに等しい状態でした。

そんな私がなぜITを選択したのかというと、SEだった父親の影響が大きかったからです。彼は生粋のエンジニアで、興味があったら寝る間も惜しんでプログラムと格闘し(本人曰く”遊んでいる”)、暇さえあればπを計算するプログラムで遊んでいました。(今はFacebookにドハマりして、娘の投稿にちょっかいを出して怒られています)

そんな父が遊んでいるPCを見ながら電気が通っているだけなのに計算やゲーム、ネットができたりするのがすごい!と感じたのがITに興味を持つきっかけでした。何もないところから映像が表示されたり、プログラムが実行されたりとまさに魔法でした。 そんな興味から、就活もIT業界で行い、今の会社に入社しました。

入社後の運命

入社後はセキュリティのトレーニングの開発を行ったのですが、入社前研修でOSI参照モデルと決別、2進数⇔10進数の計算でつまずき、ネットワークの計算で発狂していた私だったので、かなり苦労しました。。。かつ英語でセキュリティ。

でも、仕組みがわかり始めると、すぐにのめり込むことができました。 その時に感じたことは、ITは非常に論理的で、定められたルールに基づき運用されているということです。それら論理的なルールを多面的に組み合わせることで、ITサービスは提供されています。(なお、私はセキュリティの視点から学習したので、攻撃されにくい世界の構築と、その世界を壊そうとする知恵比べに興味を持ち、その技術を学ぶたびにニヤニヤしてます。)

その後は、ヘルプデスクや教育でさまざまなプロジェクトに携わり、時には専門用語に埋もれる日もありました。しかし、最初にITに興味を持つことができていたので、今でもIT企業で頑張れることができていると思います。

情報処理出身者は事前知識がある分有利だと思いますが、興味を持って取り組めば知識のギャップは絶対にカバーでき、十分に活躍できると思います。

とはいえ、先ほどもITの実態はなかなかつかみにくい。そこで、次に意識していなかったけど、こんなところでも!? 活躍しているITについて紹介したいと思います。 是非、ITはインターネットとスマホ/PCだけでなく、無限の可能性があるものということを少しでも感じてもらえたらと思います。

こんなところもIT化

あまり意識していなかったけど、「実はこれもITを使っている!?」なものをここでは簡単に紹介します。

ガソリンで動いているのであまり意識していませんが、車はコンピュータの塊です。
最近話題の自動運転の車もコンピュータで制御されるので、ますますIT化が進みますね。コンピュータ制御されている部分としては心臓であるエンジンがあります。エンジンコンピュータで点火時期やガソリンの噴射量までコントロールすることができます。エンジン以外にもタイヤロックを防ぐABSやナビ、オートクルージング、さらには自動運転などコンピュータを使っています。

センサーや自動運転の技術も発展しており、運転が苦手な人でも簡単に操作できる車が出てくるかもしれませんね。

医療

ITの投資額が年々増加している医療分野。医師や看護婦といった人間のスキルが重要な印象がありますが、治療やモニタリング、教育などさまざまな分野でIT化が進んでいます。代表的なところでは、電子カルテやCT画像の保存や管理システムや投薬の制御装置などがあります。またネットワークにつながることにより、遠隔地から受診や手術などを行うことができる様になりました。また、睡眠サイクルや運動量をウェアラブル端末で記録している方も多いかもしれません。 これからは、収集された情報で、より個人に特化した治療や生活習慣の改善を提案してくれるかもしれませんね。

おもちゃ

ここ数年、おもちゃにはクラウド化の波が訪れ、会話するバービーや IBM のWatson を搭載したおもちゃなど、スマートトイ (Smart Toy)が発売されています。おもちゃが収集した情報をおもちゃが学習や分析することで、より高度なやり取りができるようになるようです。無限の可能性を秘めているおもちゃが、今後どのような進化を遂げるか楽しみです。

家電

最近の家電もIT化が進んでいますね。テレビは録画した番組を別のテレビへの共有や特定の条件に基づき該当する番組を自動で録画したり、エアコンは外出先から温度調整や冷えた足先をピンポイントであたためたりすることができるようになりました。また、不具合が発生するとメール等で連絡するサービスを提供しているメーカーも出てきています。
いずれは、他のガジェットと連携して、天候や体調などの条件に基づき冷蔵庫に入っている食材からオススメのメニューを教えてくれるかもしれませんね。

ほんの一例ですが、ITが活用されている身近な例を紹介しました。存在であることを感じてもらえたらと思います。

さらに一歩踏み込んで…

みなさんは、こんなことに興味がありますか?

  • PCはどうやって動いているの?
  • Lineの文字やスタンプはどうやって相手に届いてるの?
  • Webページのソースコードがどうしてふつうのページを表示するの?

…もし、興味が持てるのであれば、安心してIT業界で楽しめます。自信をもって、就活をがんばってください!

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