OpenShift 資格取得インタビュー – Red Hat エキスパート試験 ー Platform-as-a-Service ー(EX280)

OpenShift 資格取得インタビュー – Red Hat エキスパート試験 ー Platform-as-a-Service ー(EX280)

先日、Red Hat の注目製品 OpenShift の資格を日本で初めて取得した、弊社インストラクタ大西へのインタビューです。資格取得に向けての勉強方法から、ミドルウェアのエキスパートの目線からの注目の最新技術まで、語っていただきました。

最新かつ難関なOpenShift資格を、日本で初めて取得!

Linux, Java, Hadoop, Python, BRMS, Application Server, と多方面の技術に精通する弊社インストラクタ大西 が、先日Red Hat のOpenShift の知識を問う資格、「Red Hat エキスパート試験 ー Platform-as-a-Service ー(EX280)」を、日本で初めて取得しました。

どんな技術なのか、資格取得に際しての勉強の秘訣から、今後注目の技術まで、紹介します。

 OpenShift とはどんな技術ですか?

OpenShift は、これまでのRed Hatコンテナソリューションである、Docker, Kubernetes, Etcd をラップしてコントロールし、PaaSを構築するためのフレームワーク(ソフトウエア群) です。これまでは、それらを手動で一から組み合わせて、コンテナ実行環境を構築する必要がありましたが、OpenShiftによって、より迅速で手軽な利用が可能になりました。

Red Hat 社によるOpenShift には、次の3種類があります。

  • OpenShift Enterprise → PaaS環境の構築から自社で行うタイプ
  • OpenShift Online → RedHat サポートマネージのPaaS環境を利用するタイプ
  • OpenShift Dedicated → RedHat サポートマネージであり、かつより隔離された環境が利用可能なOpenShiftクラスタ (つい最近出たようです)

詳しくは、こちらのページもご覧ください。

また、OpenShift Origin プロジェクトによって、開発が進められ、オープンソース版の提供もされています。

 今回取得された資格はどのような資格ですか?

「Red Hat エキスパート試験 ー Platform-as-a-Service ー(EX280)」は、OpenShift Enterprise で PaaS環境を実際に構築する試験 です。
実際のインターナル環境で、OpenShift Enterpriseを用いて支持されたPaaS環境を構築します。

(試験の詳細は、公式のサイトで確認してください。)

Openshift を使うと、どんなことができるようになるのでしょうか?

OpenShiftはDevOpsを実現していくためのツールです。
DevOpsを実現していくためには、開発と運用が密接に結合して、迅速に開発したものが運用に適用される必要があります。

Openshiftでは、迅速に必要なサービスを立てたり、スケールすることができ、また、新しく開発されたサービスを運用しているサービスに対して適用することができます。

例えば、毎日システムに新しいサービスが10個追加されていくような環境を、企業は手に入れる事ができます。それは、トップレベルのビジネスの決定事項を迅速にシステムに組み込み反映させることができるということです。

あまり情報がない中での取得勉強であったと思いますが、学習を進めるにあたり、特に意識した点は何でしょうか?

ドキュメント等は、しっかりと OpenShift の公式ページ(https://www.openshift.com/)で公開されており、認定試験に必要は設定方法は全て記載されています。

しかし、実技の試験であるため、実際に試験と同様の環境を構築して何度もシミュレーションを実機上で行う必要があります。
1度目の受験では、合格点にほんのすこし足りず不合格になってしまったのですが、試験の傾向を把握することが出来たので、環境を何度も構築・破棄を繰り返し練習しました。今では、設定マニュアルを見ずに環境の構築を行う事ができます。その甲斐もあり、2度目の試験では余裕を残して合格する事が出来ました。

合格するためには、手を動かして実際に何度も構築するしかありません。

今後はどのような技術に注目したいですか?

今後の技術の傾向としては、構築された環境を使う技術者とインフラ環境を提供する技術者にますます、分かれていくと感じています。
おそらく、構築された環境を上手く使う技術者のニーズが大きくなると感じています。インフラ環境を提供する技術者は逆に、システムの自動化が進み人は少なくなりますが、システムの自動化を構築することができるよりスペシャリストが求められると感じています。

ビジネス的には、前者の方がより大きな利益を生むと思いますが、個人的にはよりスペシャリストな技術を扱うエンジニアでありたいと思っています。
今後は、複数のIaas,PaaS システムを、自動的に構築するような技術により目を向けていきたいと考えています。
(本コラムは、JTPマーケティング室によるインタビューをもとに作成しました。)

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