夜空に輝く星のお話を

夜空に輝く星のお話を

2016.03.23

夜空を見上げて月や星を眺めると、その先に広がる宇宙の大きさやその神秘性に、清々しい、ちょっと厳粛な気持ちになりませんか。あらためて考えると、「宇宙」や「星」について、知らないことや不思議に思うこと、いろいろありますね。そこで「星」についての不思議をいくつかご紹介いたしましょう。

そもそも星って何のこと?

みなさんは 「星」 という言葉・文字から何を思い浮かべますか。
天文学での星以外にも、いろいろありますね。

  • 記号の星・星印
  • 星 (姓) – 姓の一つ
  • 星 (囲碁) – 囲碁用語の一つ
  • 星 (タロット) – タロットの大アルカナの一つ
  • 星 (クルアーン) – クルアーンのスーラの一つ
  • 大相撲の取組での勝敗を表す俗語
    (ウィキペディアより)

冬の星座を仰ぎ見る (出展:国立天文台)

記号の星・星印

実際の星が地球や月のように球体に近いカタチなのに、記号の星印が「ヒトデ」のようなカタチ(☆や★)をしているのはなぜでしょう。これは、夜空に輝く星が地球の大気の影響でとがっているように見えるからだと考えられています。

この星や星印、ミシュランガイドやWebショップなど、評価などを表わすためにも使われていますね。国旗につけるときは、その数が意味を持つこともあります。でも、必ずしも数が多いのが良いとも限らず、(ビールのラベルにあるような)1つ星も特別な雰囲気を持っているように思います。

星の数

たくさんの数を表わす 「星の数ほど」 という言い回しがありますが、実際、どのくらいの数なのでしょうか。宇宙には 銀河が1,000億ほど あり、銀河1つにつき 1,000億ほどの恒星 があると考えられているそうです。まさに「天文学的」数字ですね。

「恒星」 とは、みずから光を放っている星のことで、それ以外には、恒星の光を反射して光る 「惑星」、「彗星(すいせい)」 などがあります。

ただし、地上から肉眼で見ることのできる恒星の数は、8,600個ほどで、地平線の下に隠れているものや地平線の近くで見えにくいものなどを除くと、3,000個ほどになり、街の中ではまわりの明るさや建物の影響で、見える星の数はさらに少なくなります。それでも比喩としては十分な数でしょう。

夜空の星

恒星と惑星

「恒星」 は常に(恒に)ほかの星との並び順が変わらず、規則的に動いているように見えます。

一方、水星や金星などの太陽を回る星は、星空の中で日々位置を変えて輝きます。夜空を「惑う」ように動く星また、見る人を「惑わせる」かのごとく位置を変えるので 「惑星」 と呼ばれるようになったのだそうです。

太陽系の惑星は、私が学んだ頃には、
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星
(すいきんちかもく どてんかいめい!)
の順でしたが、1997年から1999年の間は、冥王星が海王星軌道の内側に入ったため、
~土星・天王星・冥王星・海王星
(~ どてんめいかい!)
となっていました。

ところが、2008年、冥王星 は惑星の定義から外れ、準惑星 となったため、今では太陽系の惑星は、
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星
(すいきんちかもく どてんかい!)
となっています。

彗星と流れ星

「彗星」 は、ガスやちりを含んだ氷のかたまりです。太陽に近づくと、氷が解けて内側のガスやちりが飛び出します。地球から見ると、飛び出したガスやちりがほうきのように見えるので 「ほうき星」 とも呼ばれます。

「彗星」には、何年かおきに太陽に近づくものと、一度太陽に近づいたあとは二度と戻ってこないものの2種類があります。定期的に見ることができるもの、たとえばハレー彗星は約76年周期なので、次は2061年に見られるといわれています。

「流れ星」 は「彗星」と同じものではありません。
宇宙を漂うちりなどが地球の大気にぶつかり、光って見えるものです。流れ「星」と書きますが、実は地球上で起きている ことなのです。
そのスピードは、秒速数キロメートルから数十キロメートル(!)とも言われています。流れ星が見えている間に3回願いごとをすれば願いが叶うという言い伝えもありますが、なかなか難しそうですね。

この「流れ星」の中には、夜空のある一点から流れて見えるものがあり、これが 「流星群」 です。
毎年決まった時期に見られるものがあり、「ふたご座流星群」「ペルセウス座流星群」など、流れ出る方角にある星座の名前で呼ばれています。
一晩でたくさんの流れ星を見ることができますので、お願い事をたくさん用意しておきましょう。

星空を観察してみましょう

場所や天候を気にせず、星空の魅力に触れたいなら、「プラネタリウム」 がオススメです。ここ数年で、いくつかのプラネタリウムがリニューアルされ、最新の機器による美しい星空を投影してくれるようになりました。お近くのプラネタリウムを探してみてはいかがでしょう。

プラネタリウムのWebサイト
http://planetarium.to/

上映プログラムにも季節ごとの工夫が凝らされていて、何度も足を運びたくなります。多くのプラネタリウムでは解説員さんによる星空解説があり、プロフェッショナルならではの知識を、初心者にもわかりやすく伝えてくださいます。近年、自動音声による番組放映も多く見られますが、解説員さんによる生の説明を楽しみにされるファン(!)も少なくないそうです。

プラネタリウムに行かなくても、ライブカメラによる星空配信 で夜空を眺めたり、皆既日食や流星群など、誰もが注目するような 天体ショー 向けには、特設サイトが開設され、様々な天体現象を目の当たりにしたりすることができるようになりました。

それでもやはり、「自分の目で見る」、「生の声を聴く」ことで得られるものに勝るものは、なかなかないのではと思います。

プラネタリウムの解説とトレーニングは同じではないけれど…

私たちJTPのITトレーニングは、豊富な実務経験で培った幅広い知識と技術を備えたエンジニアたちが担当します。ハードウエア、ミドルウエア、仮想技術、クラウド、セキュリティ、プログラミング、業務アプリケーション、オープンソースなど多彩なトレーニングを展開しています。

他社とはカリキュラムも講師の質も違うJTPのトレーニングを、ぜひ体験してみてください。

星の数ほど

さて、星にまつわるお話は、まだまだたくさんあります。それこそ、星の数ほど…
今日もPCやスマートフォンで眼を酷使してしまったようですね。久しぶりに夜空を見上げてみましょうか。お仕事で疲れた眼とアタマを、ちょっと休ませてあげましょう。

 

冬の夜が更けてゆく (出展:国立天文台)

主な参考文献

「世界でいちばん素敵な夜空の教室」 株式会社三才ブックス
Facebook https://www.facebook.com/yozora.kyoshitsu/
Twitter @hoshi_kyoshitsu

国立天文台ホームページ
http://www.nao.ac.jp/

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