アメリカ出張記 ~ノースカロライナ・ローリー(ラーレー)のRedHat本社を訪ねて~

アメリカ出張記 ~ノースカロライナ・ローリー(ラーレー)のRedHat本社を訪ねて~

2016.06.01

皆さんこんにちは、千田泰史です。 以前、本コラムにてご紹介したインド・バンガロール出張から早9ヶ月。ラッキーにもこのたびアメリカでの技術研修の機会を得ることができたのでそのときの経験を共有したいと思います。

いざ、ローリー!

今回の行き先は、アメリカ合衆国 の、ノースカロライナ州 の ローリー (Raleigh) という都市です。ここにOSSカンパニー、レッドハット社の本社 がありまして、教育を受けることになったのです。

さて、この街、一般に 「ローリー」 と標記されますが、「ラーレー」 と標記する場合もありますし、現地の方々の発音からすると 「ラリィ」 というのが正確な気がします。このような「ゆれ」は、外国の地名ではよくあることですが、カタカナ表記が現地の発音とかなり異なるので、滞在中もなんとなく違和感がありました。

ノースカロライナ州は北米大陸の南東部に位置しており、ローリーはその州都です。気候は温暖で、出張当時の日本がまだまだコートを羽織らなければならないくらいの寒さだったのに対し、当地では半袖で過ごせるくらいの暖かい気温でした。体感で22℃〜24℃くらいだったと思います。

Wikipedia より

出張前の準備

アメリカ合衆国への出張時、出発前の準備としては ESTAの取得 が必要です。ESTAとは 電子渡航認証システム (Electronic System for Travel Authorization) のことで、ビザ無しでアメリカ合衆国に入国するために求められる事前確認のしくみです。有料(14ドルくらい)であり、登録は Webベースで行えます。

この登録作業は特段難しいモノではないものの、例えば「現地滞在先の詳細」とか「自分の両親の情報」などが求められるなど、なかなか煩雑なところがあり、代行業者も存在するようです。正直なところ、個人的には 前回のインド出張時 の eTourist Visa の取得のほうがラクでした。

携行品などは、インド出張の際ととくに変わりませんが、現地の食事を「信頼」できたため、今回はカップラーメンは持っていきませんでした。

旅程

出発は 2016年 3月14日月曜日の 18:00頃の便で、成田から シカゴ で乗り換えて ローリーダーラム国際空港 へ行き、帰りは現地時間 3月19日土曜日の 8:40頃の便で同じ経路で帰着しました。

自宅からホテルまでの所要時間はドアツードアで20時間ほどでしたが、日付変更線をまたぐため、行きは「一日得をして」米国初日が月曜日の夜、帰りは「一日損をして」帰国時点が日曜日の夕方でした。ちなみに、初日がちょうどサマータイムに入った翌日だったため、時差は13時間の昼夜逆転状態で、最後まで時差ボケが抜けなかった出張でした。

出発の日は、日本もローリーも雨でした。ローリー上空では雷雨に見舞われ、大きな揺れと美しい稲妻を、冷や汗をかきながら堪能しました。

出発日の成田空港

街の様子

「街の様子」などと小見出しを付けてはみたものの、ホテルは街からクルマで20分ほど離れた場所であり、またタクシー移動のため授業後は寄り道しづらかったこともあり、街の様子を楽しむ余裕あまり無かったことが心残りです。

印象としては、高層ビルはあまり多くなく、道路が広い落ち着いた田舎町(州都なのに)という雰囲気で、繁華街なども目立たず、よく言えばとても「お行儀の良い街」、悪く言えば…いえ、言いますまい…。という感じでした。

ゆったりとした落ち着きのある街です

ホテルの周囲

その代わり、ホテル周辺は風光明媚で空気の大変おいしい場所であり、毎朝のジョギングが大いに捗りました。ホテルを一歩出ればそこは大自然。雁やリスが闊歩しています。近くに高級住宅街や、湖のある自然公園があるようで、ゆったりとした雰囲気が漂っていました。老後に住みたい感じです。

幼少時に「ニルスのふしぎな旅」で見たような雁、あちこちにリス

食事

研修期間中、朝食はホテル、ランチは レッドハット社のカフェテリア でそれぞれ摂っていたので、レストラン等に行くチャンスは夕食だけだったのですが、実際のところレストランには一度しか行きませんでした。そのレストランは、懇意になったタクシー運転手さんからのお薦めで、値段はそこそこなのにジューシーで非常に美味しい ステーキ を提供するお店でした。

但し、分量については、いかにもアメリカのレストランということで、そのとき最も「手頃なサイズ」でも16オンスでした。つまり 450グラムちょっと ありまして、そのお肉に加えてマッシュポテトやサラダも相当量あり、若い時分に健啖家として鳴らしていた私としては大変遺憾ながら、プライドをかなぐり捨ててボーイさんに「折り詰め」をお願いするのが精一杯でした。

ちなみに、この持ち帰ったお肉とマッシュポテトは、翌日、ホテルの居室で温め直して食べきりました。しかし、いまだに思い出すたびに食べたくなる美味しいビフテキです。(…などと涎を我慢しながらネットを調べていたら、日本にもお店がありました。家族で行ってみたいです。)

他にも、ハンバーガーやらトルティーヤやら、いかにもアメリカンな現地の美味しいものをたくさん食べてきました。これも海外出張の醍醐味ですね。

肉づくしの日々

買い物

家族・親戚、会社などに手土産を買おうとお店を探すのですが、研修を受けていたローリーのビジネス街には土産物屋があるはずもなく、ホテル近くのモールにはほぼ毎晩通いました。

アメリカのショッピングモールとしては小さい部類なのでしょうが、個人的には船橋のららぽーとよりも広いように感じました。しかしながら、そして当然ながら、お店は基本的には周辺住民の生活物資が中心のため、手土産に適したものは得られませんでした。品揃えが多く、ひたすらに売り場が広い書店に入って、なんとなく羨ましかったのを覚えています。

大きなモールと書店

研修内容

最後に研修内容について。

今回学んできた内容は、クラウドコントローラー OpenStack の新版に対するアップデートです。今まで講義で使用していたものよりも機能がふんだんに盛り込まれており、カリキュラムもそれに併せて大幅に刷新されていました。受講を検討されている方は、ご期待ください。

4日間の勉強漬け

レッドハット本社

おわりに

このようにして、無事に足かけ一週間の米国出張を過ごして参りました。研修の具体的な内容などは、守秘義務も課せられておりほとんど紹介することができませんでしたが、アメリカ南部ののどかな街の雰囲気を感じていただければ幸いです。

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