湘南ラーメン紀行 Vol.1 ~ ラーメン店50軒:クラスタ分析してみたら、びっクラスタなー ~

湘南ラーメン紀行 Vol.1 ~ ラーメン店50軒:クラスタ分析してみたら、びっクラスタなー ~

みなさん「湘南」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか? 「夏」、「海」、「海岸沿いのオシャレなお店」、「TUBE」(笑・・・笑うな!) などありますが、季節を問わず行楽シーズンが近づいてくると、様々なメディアで「湘南のxx」の紹介が盛んに行われます。 でも、意外かもしれませんが、「湘南」で今熱いのは「ラーメン」なんです。

「湘南地域はどこからどこまでなのか」・・・論争は続く・・・

筆者はたまに、「どこにお住まいですか?」と聞かれて「藤沢ですぅ」と答えると、「え?それどこですか?」と聞き返されることがあります。このとき、「江の島があるところですぅ」と補足すると、「ああ、湘南ですか~いい所ですね」という「よくわからないけど、とりあえず褒めておこう」的な言葉が返されることがあります。

たまに「ああ、~江の島ってあのサザンの歌にある・・・・茅ヶ崎ですよね?」(さっき藤沢って言ったでしょ!)と誤解されることがありますが、江の島は藤沢にあるんです ヨ!!

このように「湘南」というと、「海があるあの辺りかな~」と、何となく想像はつくのですが、具体的には 何処と断定しづらいのも「湘南」 なんです。

神奈川県が推進する「かながわシープロジェクト」では、神奈川県全体(!)を「湘南」と位置付けているようですが、自動車の「湘南ナンバー」をつけられる地域 は藤沢から西の地域に限定されているようです。

結局、「湘南はどこからどこまでなのか」・・・これは永遠のテーマと言えそうです。
しかし、いろんな意見を聞いても、「藤沢」は「湘南」でしょうという意見には異論がないようです。
それからすると、湘南の中心となっているのは「藤沢」と言ってもいいくらいですね!

で、今回だけは、コラムのテーマの都合上、「湘南=藤沢周辺の地域」 ということにさせてください!

湘南はどこからどこまで? (http://j-town.net/tokyo/research/results/214159.html?p=all)

 

実は、湘南はラーメン激戦区なのです。

かつて「ラーメンの鬼」と言われた佐野実氏が店舗を構えていたのが藤沢でした。その影響があってかどうかは定かではありませんが、藤沢周辺には個性的で人気のあるラーメン店がたくさんあります。

「食べログ」で紹介されているラーメン店の件数でいえば、「鎌倉・湘南」エリアの店舗数は、荻窪ラーメンで有名な「中野~西荻窪」エリアの286店を上回る421店が登録されています。

とても全部は調べきれない(食べきれない)ので、まずは藤沢周辺で人気の高い50店舗をチョイスしてみました。中にはチェーン店もありますが、全国展開されているお店ではなく、神奈川県を中心に展開されているものを含めています。

調査にあたっては、実際に自分で食べてみた店もありますが、それ以外の店については「Retty」 や「食べログ」に記載されているコメントなどのデータから麺やスープの特徴を拾ってEXCEL表にまとめてみました。

■   参考にしたデータ
[【定番+穴場】湘南の人気ラーメン・麺類20選]
https://retty.me/area/PRE14/ARE34/LCAT5/

[食べログ:鎌倉・湘南ラーメン]
http://tabelog.com/kanagawa/A1404/rstLst/ramen/

今回取り上げたお店(1/3)

今回取り上げたお店(2/3)

今回取り上げたお店(3/3)

 

ところで、「湘南ラーメン」ってあるの??

湘南と言えば「海!」ということで、特に海岸沿いの飲食店で提供されているのは、名物の「生シラス丼」をはじめ、海産物を使った料理をイメージされることが多いと思います。(食べログ:鎌倉・湘南 魚介海鮮ランキング)

それから連想すると、ラーメンでは単純に魚介系のスープが多いのかなと筆者は思っていました。

が、集計結果を見ると、醤油系が最も多く、その内訳を見てみると、昔ながらの鶏ガラ「醤油」、最近人気の「豚骨系」、「魚介系」の割合が ほぼ均等 に分かれていました。

味噌、塩について見てみると、魚介系の割合はさほど多くはなく、湘南地域のラーメンの世界では必ずしも海産物の原材料が優位に立っているとは言えないような感じでした。

麺の種類については、鶏ガラ醤油や塩のような繊細な味のスープには中太から細麺が使われるケースが多く、濃いスープには太麺というラーメンの王道パターンがよく見られました。

しかし、お店の同じメニューでも細麺と太麺を選べる場合があり、このパターンが必ずしも当てはまるというわけでもなさそうです。

よって、これについても 際立った地域の特徴は見当たらない ようです。

やっぱり醤油は定番!?

同じ醤油でも昔ながらの鶏ガラ醤油と豚骨系、魚介系では全然違う風味ですよね。

最近は細めの麺が人気なのでしょうか?

 

では、ちょっと「クラスタ」ってみました。

先ほどは、集めた「麺」と「スープ」のデータを単純にEXCELで可視化しただけでした。これだけでも大体の傾向はわかりましたよね。

でも、この中で「湘南」を表すような特徴(海産物を使ったスープと仮定)というものは 特に見当たらなかった ように思えたのですが、これはどういうことなんでしょう?

そこで、その仮定は本当に外れだったのか、他に何か傾向が見つからないのかと思い、ちょっと「クラスタ」ってみました。「クラスタ」(cluster)というのは、「群れ」とか「集団」という意味です。

これをデータの分類に応用したものを「クラスタ分析」と言います。

簡単に言うと、似たデータ同士をいくつかのかたまりに分類するという分析手法 です。

博多ラーメンに代表される「豚骨」、札幌ラーメンに代表される「味噌」のような地域特性があるのかどうか。今回、出店している地域と使用されているスープに何らかの関連があるのではないかと推測してみました。

今回は 「R」 を使って、お店がある最寄駅毎にスープに特徴があるのかどうか調べてみました。

その結果、「なんとなく」ですが、海岸側の最寄駅の店のスープと内陸側の最寄駅の店のスープの系統が似ているというのが見えてきました。先ほどは、「湘南」を表すような特徴が特に見当たらないという結果に落ち着きそうでしたが、厳密に見てみると多少の傾向がうかがえそうです。

海岸沿いのお店では予想通り、魚介系のスープを使っているお店が若干多いようにも見えます。

ちょっと「クラスタ」ってみました。

しかし、「これだ!」という決め手に欠けます・・・orz
でも、これをきっかけに何かわかるといいのですが。

ん~大体見えてきました。

なんとなく傾向が見えてきた気がしましたが、これ以上深堀できるのかな?
「湘南」と言いながら、人気店に「北海道ラーメン」のお店もあったし(笑)
ということは、別の観点で、「湘南地域」のラーメン店の特徴を見てみる必要がありそうです。

この後、どういう展開が待ち受けているんでしょうか?私にもまだワカリマセン(笑)

この続きは次回に!!

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