ビジネスの基本!?フォントの効果と使い分け

ビジネスの基本!?フォントの効果と使い分け

2017.03.01

皆さんは、メールを送ったり、社内資料を作るときに、フォントを気にしていますか?フォント1つとっても、相手に与える印象というのは大きく変わるもの。時と場合によって使い分けたいですね。今回は、フォントの違いについての理解を深めてみましょう。

フォントの種類

皆さんが文書の作成や、メールの作成時に良く使う フォント は何でしょうか?

  • 筆のような字体が特徴の「明朝体」
  • 角ばった安定感が特徴の「ゴシック体」
  • 少し丸みを帯びた可愛らしい印象が特徴の「メイリオ」

日本語でよく使用されるフォントの代表格は、上記のようなものがほとんどです。

よく使われるフォント(上から、明朝・ゴシック・メイリオ)

ご覧の通り、文字の字体はフォントによって 個性 があります。このフォントによる視覚的な印象を利用して、より効果的に相手にメッセージを伝えましょう。

フォントの印象とメッセージ性

人は、文字や言葉といった直接的なメッセージもそうですが、色や形といった視覚的なもの であっても、メッセージを受け取ることができます。

例えば、「ありがとうございます」というこのメッセージはいかがでしょうか?

同じ言葉でもフォントの違いで印象が変わる。

先に挙げた代表的な3つのフォントを使用してみましたが、それぞれの 印象が異なる はずです。
「ありがとうございます」という言葉の意味は「感謝の現れ」ということに変わりはありませんが、どことなく雰囲気が違うと感じるはずです。

色や形から得られる情報は個人の主観に左右されてしまうものが多くありますので、この例も飽くまでも例の領域をでませんが、何かしらの感じ方に違いはあったかと思います。

ビジネスでのフォント

皆さん、ビジネス文書のフォント、迷ったことありませんか?

  • 上司に報告書を提出するとき
  • お客様に案内を出すとき
  • マニュアルを作るとき

先の例で挙げたフォントのメッセージ性を、上手く活用してみましょう。

一般的に、明朝体 の文字は かしこまった、厳かな印象 を与えます。そのため、相手に対して丁重にお知らせしたいこと(例えば、お詫び、お願い事、重要なお知らせ)をする場合に使用されます。

一方、ゴシック体 は、かっちりとした 規則正しい字体 であることから、定型的な文章(例えば、お知らせ、報告書)に好まれます。それに合わせて、ゴシック体は縦横の文字の太さが変わらないことから、明朝体に比べると読みやすく、普段のメールやマニュアルなどにも用いられることが多くあります。
非常に 汎用性の高いフォント といえるでしょう。

そして、メイリオ は 角が目立たない少し丸みを帯びたフォント ですので、少し かわいらしく、遊び心を感じさせる印象 を受けます。また、ゴシック体と同様に縦横の線の太さが均等であるため読みやすさが協調されたフォントです。そのため、基本的にビジネスの文書として使用するというよりかは、マニュアルやテキストなどの読み物に使用される ケースが多いでしょう。ゴシック体より、雰囲気を柔らかくしたもの、という感じですね。

フォントについている「P」って何?

ゴシック体や明朝体のフォントの種類に「P」とついているものと、ついていないものがあるのはご存知でしょうか?

フォント名にPがついているのは・・・?

これは プロポーショナルフォント といいます。
プロポーショナルフォントというのは、文字ごとに幅が異なるフォント のことを指します。主にアルファベットに影響が大きく見られます。

例えば「Proportional」という文字を比較してみましょう。

文字によって幅が異なるプロポーショナルフォント
プロポーショナルフォントはご覧の通り、文字によって幅が異なる ことがわかります。「P」は少し幅広ですが、「i」や「l」は少し幅が狭くなっています。

一方、プロポーショナルフォントでないほう(Pがつかないフォント)は モノスペース と呼ばれますが、こちらは 幅が均等に保たれている のが分かります。そのため、プロポーショナルフォントに比べると、同じ文字数ではありますが単語全体で見てみると幅が広くなっていますね。

このように、単語の中に不自然な隙間が出ないように文字ごとにスペースを定めている のが、プロポーショナルフォントです。

どちらがいい?

しかし、モノスペースのフォントと比べると、文字を縦に見たときの統一感が失われています。この辺りは、全体的なバランスを見て決めたいところですね。

フォントの適材適所!?

フォントは、自分の環境に 自由にインストール することができます。様々なフォントを提供するサイトも多く存在します。是非、それぞれのシーンにあったフォントを選び、より作成する資料の効果を高めて みてください。

ただし、文書データをそのまま送る場合(印刷などを行わない場合)は、受け取る相手にも同じフォントがインストールされている必要があります ので、注意してください。特にビジネスの場面では、独自のフォントの使用は原則禁止です。標準的なフォント(明朝、ゴシック、メイリオなど)を使用するようにしましょう。

フォントが変われば印象それぞれ

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