現地からレポート!VMworld 2019 General Session

現地からレポート!VMworld 2019 General Session

アメリカ サンフランシスコで開催中の「VMworld 2019 US」。General Session (基調講演) の中で発表された情報を、いち早く現地からレポートします。

VMworld 2019 について

開催期間・場所

今年の VMworld US は、2019年8月25日~29日 (現地時間) で開催されています。開催場所は、サンフランシスコ モスコーニセンター。昨年までは、3年連続でラスベガスにて開催されていましたが、パロアルトに本社を構える VMware 社としては、地元での開催となりました。

見どころ

なんといってもGeneral Sessionは見逃せません。毎年、VMware社のビジョンと新しいプロダクトを、CEOであるPat Gelsingerが発表します。とても広いコンベンションセンターのホールに、約2万人の人たちが一同に会して、彼の発表を聴きますが、この時の会場の熱気と興奮は、ものすごいです。

その他にも、Breakout Sessionや、Hands-on Lab、展示ブース、各種ラウンジコーナー等もあり、一日中飽きずに、VMwareと仮想化について学びながら過ごせる空間となっています。

テーマ

今回のテーマは、’Make Your Mark’ です。日本語で言うと、「自分のやったことを残せ」です。会場内のあらゆるところに、いろんなデザインで散らばっています。

VMworld 2019 での発表

新しい発表

実は、VMworld 2019が開催される直前に、VMware社がPivotal社とCarbon Black社を買収したとのニュースが出ていました。このことは、CEOのPat Gelsingerからも早い段階で触れられ、Welcome to Familyということで、盛大に迎え入れるかたちとなりました。

新しく発表されたプロダクトは、次のものです。

  • VMware Tanzu
  • Project Pacific
  • VMware Tanzu Mission Control
  • VMware Cloud on Dell EMC

これらのプロダクトは、モダンアプリケーションを、マルチクラウドインフラストラクチャで開発、動作、管理していくために必要とされる基盤を提供します。

VMware 社が伝えたいこと

Pat Gelsinger は、冒頭から、今後数年の間に、世の中で稼働するアプリケーションの数が、335 million (3.35億)から2024年には792 million (7.92億) まで増えると言い、これは、AI や 5G、Edgeといった、よりデジタルライフを促進するテクノロジーが発展するからだと述べていました。

VMware社のビジョンは、ここ数年で変わっていません。「Any Device, Any Application, Any Cloud」です。ただし、前述の通り、技術の革新があることで、ユーザーは、モダンアプリケーションの開発と、マイグレーションを天秤にかけて、どちらを取るか非常に悩むケースがあります。VMware 社は、モダナイズ化とマイグレーションのどちらも取ったかたちで成功させるためのツール、インフラストラクチャを提供すると言っていました。

特に最近のVMware社の動向を確認すると、アプリ開発のBitnamiや、KubernetesのHeptio、そしてPivotalと Carbon Blackといったアプリケーション開発、稼働のための環境を揃えているように見えます。

こうした状況からも、これまでVMware社は、インフラストラクチャを中心にハイブリッドクラウド化を進めてきていましたが、Any Applicationの本格的な実現に向けて、インフラストラクチャのマルチクラウド化に加え、オペレーションのハイブリッド化、VMware Tanzu(Pivotal + Kubernetes)でのDevOps強化を行っていくものと思います。

まとめ

VMware社の方向性は、今回のGeneral Sessionを聴いて、把握することができました。今回に関連するプロダクト群を、下記図のようにまとめてみました。

これだけ新しいものがどんどん追加されていくと、全ての知識を付けることはなかなか難しいですが、常に VMware 社の動向を把握し、’Make Your Mark’ を実現するためにも、技術の研鑽は必要だと感じました。

まだまだ続くVMworld 2019

今回は現地からいち早く、General Sessionの内容をお届けしました。開催期間中の現地では、各セッションがまだまだ続いています。

ぜひまたレポートをお届けしたいと思います。どうぞお楽しみにしてください。

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