ITインフラ エンジニア
浪崎 潤一
クラウドインテグレーション

これからはITインフラエンジニアが主役になる時代だと思います。


ITインフラ エンジニアの仕事について

サーバ・ストレージ・ネットワークなどの幅広い知識をもったエンジニアが、お客様の要望を実現するためのシステムの提案から、構築だけでなく納入後も安定稼働するための運用保守までを提供します。さらにはより良いサービスを提供するためのプロセス改善にも取り組んでいます。


浪崎 潤一 2001年入社

1978年生まれ。神奈川県出身。神奈川大学 第2経済学部貿易学科卒。学生時代は、神奈川県下ナンバー1の大型書店チェーンで4年間アルバイトに打ち込む。人と話すことが好きだったことから、ITインストラクターに。ITインフラ系の技術分野を10年担当し、志願してエンジニアの道へ。ベイスターズをこよなく愛する横浜生まれ横浜育ち。


話すことが好きだったので、インストラクターの道へ

大学は経済学部で、一般的な文系の学生だったため、ITの世界を志していた訳ではありません。学生時代に一番、情熱を注いだのは、本屋でのアルバイトでした。神奈川県ナンバー1の大型書店チェーンで、4年間、みっちり働きました・・・・。
就職活動の時は、人と話すことや、人に何かを伝えることが好きだったので、何かを教える仕事という切り口で、仕事を探しました。その中で、JTPの教育部門に出会い、インストラクタに応募して今に至ります。インストラクタの職種は、文系でも応募できたというのも大きかったです。

インストラクターから志願してITインフラ エンジニアの道へ

入社してからは、当時、市場では、まだまだ主流だったUNIX系のサーバOSの技術インストラクタからスタートしました。人に教えるためには、まずは、自分できちんと理解する必要がありますが、学んだことを自分自身の言葉で人に伝えていく仕事にやりがいを感じていました。その後、扱う分野は、仮想化技術*が主流になっていくのですが、インストラクタとしては約10年間、最後はマネージャとして関わっていました。
ただ、新しい技術を学んでいく中で、実際に現場で試したい、技術を通してお客様と関わって行きたいという欲が出てきたので、自分から志願してITインフラ エンジニアの道に進みました。はじめは、やはり現場は勝手が違っていて、メンバーに怒られることが多かったのですが、今は、プロジェクトリーダとして、お客様向けの構築やリニューアルからライフサイクルの管理全般に関わっています。

*仮想化技術: ハードウェアを構成するCPU、メモリ、ディスク、ネットワークなどのリソースを、物理的構成に依存することなく柔軟に利用する技術の総称。1台のサーバ上で複数のOSを動作させる「サーバ仮想化」を中心に、その適用範囲は、ストレージやネットワークに拡がっている。

これからはITインフラ エンジニアが主役になる時代

ITインフラ*は、みんなが使うサービスを後ろで支える縁の下の力持ち的な存在ですが、インフラがないとサービスは動きませんので、すごく重要です。特に正解がある訳ではなく、お客様のやりたいことを様々な要素を組み合わせて実現していくところに面白さがあります。
また、今までだと、ITインフラの世界では、例えば、サーバ、ネットワーク、ストレージ、さらには、製品ごとに担当業務が別れており、エンジニアは自分の専門分野だけを扱うことが普通でした。しかし、今、ITインフラ全体をソフトウェアとして統合していくという考え方が主流になりつつあり、エンジニアは、横断的にITインフラ全体を見ていくことが求められるようになっています。そのためには、技術だけでなく、お客様のビジネスにも関わっていく必要があるので、これから、ますます面白くなると思います。

*ITインフラ: 「ITインフラストラクチャ」の略。様々なアプリケーションやサービスを動かすための基盤となるハードウェアやソフトウェアなどの総称。

取材時期: 2017年10月
社員の所属や仕事内容などは、取材当時のものです。