Xosphere Instance Orchestrator™は、Amazon EC2 スポットインスタンスの利用によりスポットの最適化を自動的に実行します。高い信頼性を維持しながら、インフラストラクチャのコストとパフォーマンスを最適化します。
AWSはEC2の仮想インスタンスを、オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、そしてスポットインスタンスの3つのオプションで提供しています。
オンデマンドインスタンスは、いつでも稼働/停止を切り替えることができ、使用分のみ料金を請求されます。柔軟性が非常に高く、急激に上昇するワークロードに最適ですが、最も高価なオプションです。
リザーブドインスタンスは、オンデマンドインスタンスよりも最大72%のコスト削減が可能ですが、1年または3年の長期契約を結ぶ必要があります。
スポットインスタンスは、AWSクラウドで現在使用されていないキャパシティを活用し、オンデマンドインスタンスの料金から最大80%の大幅な割引で使用可能なオプションです。しかし、キャパシティの空き状況によっては、インスタンスの中断が発生するため、それを許容できるかどうかが課題となります。
可用性を損なうことなく、コスト削減効果を最大化
Xosphere Instance Orchestratorは、Auto Scaling グループとネイティブで統合し、グループ内のインスタンスを監視。Amazon EC2 スポットインスタンスの容量が適切な価格で利用できる場合、オンデマンドインスタンスを自動的にスポットインスタンスに置き換えます。そして、スポットインスタンスが適切な価格で利用できなくなると、自動的にオンデマンドインスタンスに置き換えます。
このように、Xosphere Instance Orchestratorは、スポットインスタンスとオンデマンドインスタンスを自動的に置き換えながら、可能なが限り価格メリットの高いスポットを利用してコストを削減します。置き換えはバックグラウンドで実行されるため、可用性を損なうことなく、コスト削減効果を最大化します。
オンデマンドインスタンスの利用と比較して、EC2の利用料を最大で80%削減します。
インストール後、Auto Scaling グループやEC2インスタンスにタグ付けするだけで、すぐに利用可能です。
お客様のセキュアなクラウド環境内、すべてのオーケストレーションを実施するため、高い信頼性と安全性確保できます。
スポットインスタンスからオンデマンドインスタンスへの置き換えをシームレスに行います。
使用状況やコストを一元的に可視化・管理できるため、運用管理の効率化に貢献します。
各マネージドインスタンスのEC2オンデマンドインスタンス利用料金の10%がXosphereの利用料となります。