Ekran System®は、米国Ekran System社が提供するユーザの画面操作記録と証跡管理のためソフトウェア製品です。ユーザーのPCやサーバーの一連の操作を連続した画面のキャプチャ画像でリアルタイムに取得し、システム証跡として一元管理します。これにより、内部不正に対する高い抑止力となるだけでなく、従来のテキストだけのアクセスログでは判らなかった画面の詳細な操作内容を容易に可視化できるようになり、予期せぬ問題やインシデント発生時のスピーディーな状況把握や調査が可能となります。記録した画像から操作画面をそのまま再生できるため、操作内容を直感的に把握することができ、専門的な知識や経験の少ない方でも調査や分析を容易に行うことができます。
情報漏えいの件数は、近年、減少傾向にありますが、個人情報の取り扱いを中心に世界各国で法規制が強化されており、違反による罰則が厳罰化しています。そのため、漏えい一件あたりの賠償額は増加傾向にあり、社会的信用の失墜も含めた経営へのインパクトは計り知れません。IPAのレポートによると、「内部不正による情報漏えいリスク」は組織にとって大きな脅威となっており、不正の抑止と迅速な事故対応が可能な環境整備が重要です。(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報セキュリティ10大脅威 2021」)
権限に関わらず全てのユーザーの操作を連続した画像で取得するため、実際にどんな操作が行われたかがすぐに判ります。
問題が発生した際、操作内容を可視化できるためスピーディーな状況把握と対応が可能です。また、導入そのものにより高い抑止力を発揮します。
テキストログとは異なり専門的な解析が不要なため業務の大幅な効率化が期待できます。また、非IT部門での運用も容易です。
監視対象となる端末台数による課金のため、小規模でもすぐに始めることができ、1台あたりの監視コストを大幅に削減できます。
ダッシュボード画面
小規模からでもすぐに始めてみたい方は、SaaSをご利用ください。監視対象となる端末台数による課金ですぐにスタートすることができ、お客様の利用範囲の拡大に合わせて柔軟に拡張いただけます。
お客様独自のセキュリティポリシーに準拠した運用や環境のカスタマイズを希望される方は、オンプレミス版をご利用ください。JTPでは、導入前のコンサルティングから設計・構築、導入後の保守・運用までワンストップでサポートします。
株式会社エルテスの内部脅威検知サービス「Internal Risk Intelligence」を、Ekran System®の「内部脅威リスク分析オプション」として提供しています。Internal Risk IntelligenceとEkran System®が連携することで、収集したユーザーの操作ログを詳細に分析し、内部脅威リスクとなる行動や隠れ残業を高精度で検知します。これにより、問題あるユーザーに対してプロアクティブな対応が可能となり、情報漏えい対策や労務管理をさらに強化することができます。